飼いイヌやネコに忍び寄る化学物質の汚染。それはヒトの健康への影響を探ることにもつながる。こうした問題意識から、世界の研究者が先駆的な学術書を英文で発表した。「Pets as Sentinels,Forecasters and Promoters of Human Health」。アジアからは愛媛大の水川葉月准教授(34)=環境化学、野見山桂(けい)准教授(40)=環境共生学=が参加している。
「人間の健康の歩哨者、予測者、推奨者としてのペット」と訳され、スイスの出版社が書籍と電子書籍で出版した。ペットのイヌやネコの化学物質による汚染が過去10年あまりの研究で次第に明らかになってきたため、スウェーデン、ベルギー、カナダ、米国、ブラジルなど8カ国の研究機関の学者が約2年半をかけ、15章を執筆。室内の残留性有機汚染物質や神経毒性のある金属がペット、ひいてはヒトに及ぼす作用など環境面の問題に…
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February 21, 2020 at 08:11AM
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ペットの化学物質汚染 飼い主にも影響? 愛媛大准教授ら8カ国研究者が学術書 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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