開封後そのまま飲めるRTD飲料(チューハイ・サワー類)の人気が続いていること、コロナ禍で家庭内でも感染防止が叫ばれ、食品の小分けや個包装の需要が高まっていることなどが背景にある。
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焼酎の飲み方といえば、「水割り」「お湯割り」「ロック」、最近では「炭酸(ソーダ)割り」などが知られているが、伝統的な飲み方に「前割り」という方法がある。水で焼酎を5:5、6:4くらいの割合で割り、数日以上寝かせて飲む飲み方だ。こうすることで、水と焼酎がよく混ざり合い、口当たりがなめらかになる。
今回発売された3品は、アルコール度数25度の商品を水で割って12度になるよう調整し、そのまま飲める状態にしたものだ。割水には、自然豊かな薩摩半島・枕崎の良質な地下水が使われている。焼酎そのものの仕込みに使われる「仕込水」と同質の水が割水にも使われているため、いわばもっとも相性の良い水で割られた「前割り」が、いつでもどこでも楽しめる。
小容量の飲み切りサイズであることから、原料のコガネセンガンと白麹を使った「さつま白波」、黒麹を使った「黒白波」、黄麹を使った「さくら白波」の3銘柄の飲み比べも気軽に楽しめる。「さつま白波」は、しっかりとした芋らしい味わいと、喉の奥にふわっと残る甘い余韻が心地良い。豚の角煮やしゃぶしゃぶとの相性は抜群だろう。キレのある「黒白波」にはキビナゴの刺身や鶏の唐揚げが合いそうだ。「さくら白波」はフルーティーで軽やか。これ1本でもすいすい飲めてしまうが、野菜の天ぷらやドライフルーツに合わせたい。
200mlと手頃な容量で、軽く、リキャップもできるため、携行性も優れている。やや気が早いかもしれないが、花見には「さくら白波12度ペット」、初夏のキャンプにはキリっと「黒白波」など、密を避けて楽しめる外遊びのお供にも良さそうだ。
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February 08, 2021 at 01:56PM
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そのまま飲める芋焼酎「さつま白波」12度ペット登場、黒白波・さくら白波も - 食品産業新聞社
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