新型コロナウイルスは、ペットを取り巻く環境をも変えている。 ペットフード協会の調べによると、2020年の犬の飼育数は848万9000匹、猫の飼育数は964万4000匹で、この数年、犬の飼育数は減少傾向、猫の飼育数は横ばいとなってる。 【画像】動物管理センターに保護された犬たち その一方で、家で過ごす時間が増えたことなどから、新たにペットを飼い始めた人の飼育頭数は、犬・猫ともに2019年、2020年と増加傾向になっている。 多くの人がペットに癒やされ、生活に豊かさや潤いを感じられるようになった反面、捨てられたり、飼育を放棄されたりする犬や猫も後を絶たたない現状がある。 テレビ長崎の川波美幸アナウンサーが取材した。
後を絶たない犬・猫の保護…センター管理に限界も
長崎市にある動物管理センターで、しっぽを大きく振って、犬舎から出るのがうれしくてたまらない様子の犬。 名前は「キャンプ」。 2021年5月、地元の憩いの場となっている「長崎県民の森」のキャンプ場で保護されたことから、その名が付けられた。 4カ月たった今も飼い主の迎えはなく、新たな飼い主を探している。 動物管理センターには、持ち込まれたり、迷子になったりした犬や猫が収容されている。 この中には、長崎市の南部で保護され、8月にセンターにやってきた「みわ」がいる。 人間でいうと80歳前後にあたる、15歳位と推定されている。 長崎Life of Animal・代表 木村愛子さん: センターの中での管理となると、(高齢だと)徘徊(はいかい)があり、排せつの問題が出てきて管理が難しくなる
「殺処分ゼロ」の裏に…ボランティア団体の活動
動物愛護ボランティア団体「長崎Life of Animal」は、不幸な命を減らしたいと、センターの犬に新たな家族を見つける活動を2009年から続けている。 老犬の持ち込み、多頭飼育崩壊、そして高齢の飼い主の体調不良などによって取り残されるペットの保護など、これまでさまざまな問題に直面しながらも、この12年間、譲渡会や啓発活動を地道に行ってきた。 長崎市では2014年度から犬の殺処分ゼロが続いているが、代表の木村さんはセンターなどから殺処分寸前に保護した約50匹の犬と暮らしている。 長崎Life of Animal・代表 木村愛子さん: 管理センターでのケアが難しければ、私たちが保護して看取るという現状があるので。保護するにも、私たちにもどうしても限界がある 最近は、「犬を飼いたい」という問い合わせも増えているが、「寂しいから」「かわいいから」というだけではなく、最後までペットの命に責任を持てるのかをしっかり考えてほしいと訴える。 長崎Life of Animal・代表 木村愛子さん: 犬の現状を知れば知るほど、こうやって迷子で帰れない子がいたりして、簡単に捨てられている子も後を絶たないんだなと。(活動をしている)この12年を通して感じることだし、その代わり、この12年で大きく変わった面というのも非常に大きくあるので。小さなことでも積み重ねで、動物たちの命の尊さとか、責任があるってことを伝え続けるには意味があるとは思っています 人にも、そして動物にも優しい街に。 それが木村さんたちの願いだ。
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October 01, 2021 at 09:31AM
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「ペットの命に責任を」譲渡会や啓蒙運動…ボランティア団体が継続する地道な活動【長崎発】(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
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