ペットボトルや缶に入った紅茶飲料の市場が近年、再び拡大している。メーカー各社の新商品投入で、2019年の生産量は9年ぶりに過去最高を更新。健康志向の高まりやオフィスで働く女性らからの支持が背景にある。
飲料メーカーでつくる全国清涼飲料連合会の調査では、2019年の紅茶飲料の生産量は119万8600kl。これまでの過去最高だった10年(115万9600kl)を抜いた。
火付け役となったのはサントリー食品インターナショナルの「クラフトボス」。元々はオフィス需要を狙ったペットボトル入りコーヒー飲料のシリーズだったが、19年3月と7月に無糖とミルクティーの2種類でペットボトルの紅茶も売り出すと、年末までに計1億5千万本超を売る大ヒットに。控えめにした甘さと華やかな香りが人気を呼び、コーヒーを飲まない女性や若者にも浸透したという。「紅茶飲料が『おやつと一緒に楽しむ甘い飲み物』というイメージを脱し、緑茶やコーヒー同様にオフィスで飲まれるようになった」と広報担当者は話す。
紅茶飲料で最大のシェアを占め…
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May 26, 2020 at 11:01AM
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ペットボトル入り紅茶飲料、新商品続々 生産量も増加 - 朝日新聞デジタル
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