Tuesday, June 2, 2020

早大生が愛してやまない『わせだの弁当屋』でコスパ最強弁当を食べてきた - ニフティニュース

早大生が愛してやまない『わせだの弁当屋』でコスパ最強弁当を食べてきた

食楽web

 巣篭もり生活からやっとひと段落。少しずつですが日常を取り戻しつつある昨今ですが、外に出られるようになって思うのは「我慢していたあの味が食べたい!」。ほぼ週一で通っていたラーメン店とか、ギトギトで悪魔的だけど、思い出したら無性に食べたくなる丼とか。ずっと自宅にいて、自炊や宅配でそれなりに満足していたけれど、あの味はあの店じゃないと味わえない! そんな思い入れたっぷりの味、誰しもがあると思います。

 今回紹介するのは、地下鉄の早稲田駅から早大通りに向かう途中にある、その名も『わせだの弁当屋』。早稲田の学生さんはもちろんですが、タクシーの運転手さんや配送業の人など、客のほぼ9割がリピーターという弁当店。早稲田に通学・通勤していた人なら、ああ、あそこね〜。ってわかるほど、長年愛され続けているお店です。

地下鉄早稲田駅より徒歩3分。近くには“早稲田のガウディ”とも評される有名な建物も

地下鉄早稲田駅より徒歩3分。近くには“早稲田のガウディ”とも評される有名な建物も

 早速一番人気を聞くと「茄子からだね〜。これはうちにしかないから」。え? 茄子から? 茄子の唐揚げ? 「違う違う、揚げナスと、鶏の唐揚げが3つ入った弁当。これはうちのオリジナル弁当だね」。ほほ〜。お弁当屋さんで定番人気といったら、のり弁かハンバーグ弁当のイメージだったけれど、まさかのナス&鶏の唐揚げ。気になる〜!

店頭に貼られたメニュー。定番のお弁当からここにしかないメニューまで、種類の多さも魅力の一つ

店頭に貼られたメニュー。定番のお弁当からここにしかないメニューまで、種類の多さも魅力の一つ

 そして、メニューを見ていると気になるのが、色々なメニューにある「前抜き」。前抜きめんたい430円とか、前抜きメンチ400円とか。前抜きベスト430円とか、前抜き380円となると、一体何の前を抜いているんだかわからない〜!

「前抜きはね、早稲田の学生さんが考えたメニューなんだよ。ほら、お弁当って、お新香とかきんぴらとかがメインのおかずとは別に入っているでしょ。それを抜いて、代わりに唐揚げ入れてくれ、ってことで生まれたメニュー。学生さんが“前の方を抜いてくれ”ってことから始まったんだよね」と店主。

 ということで、前抜きメンチは、お新香やきんぴらなどの代わりに、メンチと唐揚げが入っているお弁当。前抜きベストは、ベストサンド弁当480円の前抜きってことですね。なるほど〜。しかし、お新香&きんぴらの代わりが唐揚げ3つって、大盤振る舞いすぎないか?

 他にも、オリジナリティと歴史を感じるメニューが並ぶなか、おもわず買って食べたくなるお弁当3種を紹介!

なんだこの旨さ! コスパ以上&見た目以上に旨い「たぬき丼」

「たぬき丼」250円。税込で250円ってことも衝撃ですが、ホント、旨味の塊! すごいポテンシャル

「たぬき丼」250円。税込で250円ってことも衝撃ですが、ホント、旨味の塊! すごいポテンシャル

 数多あるお弁当の中でも、一番安いのが「たぬき弁当」。昆布の佃煮、きんぴら、柴漬け、そしてごはんのほぼ全面を覆う揚げ玉! トッピングでネギがのっています。いわゆるメインとなる肉や魚のおかずはなし。なのに、この揚げ玉がすっごくうまい! 味付き揚げ玉と油がご飯とマッチして、おかずなしでオッケー! って言い切れるほど美味い。揚げ玉をこんなにリスペクトすることがあるなんて、衝撃の美味しさです。たまにきんぴらや柴漬けをポリポリして、揚げ玉ごはんにかぶりつく! 250円でこんなに満たされた気分になれるとは。侮れない一品です。

からは辛さじゃない!店一番人気の「茄子から」

「茄子から」400円。ゴロッと唐揚げ&しっとりジュワッとナスは人気があるのも納得

「茄子から」400円。ゴロッと唐揚げ&しっとりジュワッとナスは人気があるのも納得

 こちらもごはんの上に、揚げたナスと存在感のある鶏の唐揚げ。こっちにも柴漬けが添えられています。鶏の唐揚げは、13種の味付けで独自の美味しさを作り出しているとのこと。他にはない旨さが自慢の唐揚げは、ボリューム感があって3つでも食べ応え十分! 衣の程よい厚さとともに、こだわりを感じさせます。冷めていても美味しくて、ごはんとの相性もバッチリ。そこにジュワッと柔らかいナスやポリっとカリッと柴漬け。ナス・鶏・柴漬けのバランスが素晴らしい! 酒のつまみとしても抜群の相性の弁当です。

ボリュームも重視するならおかず充実の「早稲田弁当」!

「早稲田弁当」550円。街の名前、店の名前をつけるだけある、充実のガッツリ系弁当

「早稲田弁当」550円。街の名前、店の名前をつけるだけある、充実のガッツリ系弁当

 唐揚げ2個とミートオムレツ、ネギと豚の串カツ1本に揚げ餃子2つなど、おかずの種類が豊富でボリューム感もある「早稲田弁当」。「パワー弁当」「ドカ弁当」とともに、ガッツリ系3大弁当の一翼を担っております。小分けになっているところに、茄子からのナスと柴漬けが。バランスの違いはあるけれど、茄子からにおかずをパワーアップした感じでしょうか。これ、自分で作ろうと思っても550円じゃ無理! ましてや作るのに何時間かかるかを考えると恐ろしい! 買って大正解のお弁当と言えそうです。もし晩御飯にするなら、先に串カツや唐揚げをおつまみにして晩酌、ナスや柴漬けでシメ、なんてのも良いかも。

「早稲田弁当」550円+増し増し140円。こうなるともはやパーティメニュー状態!

「早稲田弁当」550円+増し増し140円。こうなるともはやパーティメニュー状態!

 そして、早稲田の学生さんたちにず〜っと人気なのが「増し」70円と「増し増し」140円。増しは唐揚げ2個増量、増し増しは唐揚げ4個増量。ということで、早稲田弁当を増し増しにすると、唐揚げでご飯が隠れる事態に。

「学生さんの中には、増し増しにして、さらにごはん大盛り+50円も追加する人が多くてね。そうなるとお弁当の蓋が閉まらなくなる場合もあるね〜」とのこと。ネットなどで“蓋が閉まらない弁当屋”という情報がのっているのは、増し増しとかごはん大盛りにしたら、ってことだったんですね。

 これよりもっとおかずの種類を増やしたい場合、トッピングとしてシュウマイ1個40円。カニクリームコロッケ1個60円、春巻1本70円などもあります。そうなると、ものすごいことになりそう。

「安くて美味くて、ボリュームがあると、お客様に納得してもらえるお弁当を作り続けていきたいですね」(店主の西坂達夫さん)

「安くて美味くて、ボリュームがあると、お客様に納得してもらえるお弁当を作り続けていきたいですね」(店主の西坂達夫さん)

 店主は“唐揚げが独自の味付けだから”と謙遜していたけれど、唐揚げはもちろん、串カツやナス、揚げ玉など、唐揚げ以外のおかずも、ごはんがワシワシ進む美味しさ。そして前抜きや増し増しなど、学生さんたちとともに作ったオリジナル弁当アレンジなど、リピーター9割&46年続くのが納得の『わせだの弁当屋』。

 お弁当や丼などのほか、お惣菜も販売しているので、今日料理したくない〜。とか、家にごはんはあるけれどおかずどうしよう〜。なんて時にもおすすめです。次回は、「ギョーカラ弁当」(430円)、「シューカラ弁当」(400円)もいいなぁ。もちろん、ごはん大盛り、増し増しで決まりです!

●SHOP INFO

わせだの弁当屋 外観

店名:わせだの弁当屋

住:東京都新宿区早稲田鶴巻町533
TEL:03-3203-2734
営:9:30〜23:30、土曜、日曜、祝日10:00〜22:30
休:なし

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June 03, 2020 at 08:50AM
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