それが、大阪・難波にある「炭焼すみれ」。ここは、今いくよ・くるよに連れて行ってもらっていた思い出の店だという。当時芸歴4年目だった中川家は、桂文枝(旧・三枝)と西川きよしによるスタジオのコント番組に大抜擢。
だが彼らは演出家から怒られたりと辛い日々が続き、「もう(芸人を)辞めよう」と思っていたのだとか。すると番組で共演していた彼女たちが察して「ご飯でも行こか」と誘ってくれたのが、「すみれ」だったそう。
中川家の「辞めたい」という訴えには黙って聞いていたという、いく・くるだが、そんな彼女たちから言われたのが、「(中川家の)漫才は上手いけど面白くない」という指摘。それを受けて、台本を作り込まず舞台上で自由に展開させるようにすると、観客も笑ってくれるようになったと語った。
そんなブレークのキッカケを作ってくれた恩人と一緒に食べた思い出の味が、「京揚げ」。豆腐を油で揚げた、いわば「油揚げ」の一種だが、礼二はその京揚げの映像を見ると「メッチャ旨いですよ、メッチャ旨いですよ」と繰り返し述べ、「やっぱ思い出しますね」と懐かしそうな表情を浮かべた。
また礼二は、いく・くるからは「良い話しか聞かなかった」のだという。「やり続けてたら、こんなええこともいっぱいあるから、『そういうことを言うな』ということを言いたかったんだろう」と、「辞めるな」とは言わずに励ましてくれたと振り返っていた。
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August 09, 2020 at 02:30AM
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中川家、人生最高の一品を語る!苦悩の若手時代を救ってくれた「京揚げ」 - RBB TODAY
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