Friday, August 11, 2023

ペットも熱中症に注意! 室内外で気を付けるポイントは(2023年8月11日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース

厳しい暑さが続く今年の夏。熱中症のニュースをよく耳にしますが、実は、人間だけでなくペットも熱中症になることがあるのをご存知でしょうか。この暑さですから、大切なペットも熱中症から守ってあげたいですね。
そこでこの記事では、ペットが熱中症にならないよう室内外で気を付けるべき点をまとめました。記事を参考に、ペットの熱中症対策も意識してみましょう。
■室内外で行いたいペットの熱中症対策
熱中症とは、高温多湿な環境下に長時間いることで体温の調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こる病気です。また、体温を発散する機能が低下しているときや、過度な運動などによっても起こることがあります。
今年はいつも以上に熱中症への警戒が呼びかけられていますが、人間だけでなく犬や猫などのペットも熱中症にならないよう注意が必要です。犬や猫は全身が毛で覆われていて、体温調節のための汗腺が足の裏などにしかなく、暑さに弱いからです。
ちなみに、ペットの熱中症は、犬にみられることが圧倒的に多いですが、猫がかかることもあります。では、こうした熱中症からペットを守るにはどのような対策が有効なのでしょうか。室内・室外に分けてご紹介しましょう。
<室内の熱中症対策>
熱中症というと、「外に出たら気を付けるもの」というイメージがありますが、真夏は室内の気温が高くなることもあるため、油断はできません。室内では、エアコンで冷房をかけたり風通しをよくしたりして、涼しい環境を維持しましょう。電気代も気になるところですが、夏の暑い時期の室温は、26℃以下に保つようにします。
また、ペットが涼しい場所を求めて移動できるようにしておくこと、いつでも自由に水を飲めるようにしておくことも大切です。
<室外の熱中症対策>
・室外
散歩などでペットと外に出るときは、暑い時間帯を避ける、短時間の外出で済ませるなどの工夫をしましょう。また、地面の近くを歩くペットは高温の環境下にさらされるため、気温だけでなく、道路の表面温度にも気を付ける必要があります。朝や夕方に多少涼しく感じても、アスファルトを実際に触り、地面の温度を確かめてみましょう。
どうしても暑い時間帯に外出する場合は、こまめに水分補給させることが大切です。また、体に水をかけて風を送る「体幹冷却法」も体の熱を冷ますのに効果があります。これは、頸部(喉から首にかけて)から体幹(胸や内ももを含めたお腹全域)に、水道水をかけたり水分を多く含んだタオルをかけたりし、うちわなどであおぐ方法です。
暑い時期の外出には、水分のほかタオルやうちわなどをしっかり準備しておきたいですね。
・車内
冷房の効いていない車の中は、熱中症の危険が特に高い場所です。JAFによると、気温35℃の炎天下に駐車した車内の暑さ指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、たった15分で人体にとって危険なレベルに達するといいます(※)。
先ほどもあったように、犬や猫は体が毛で覆われていて暑さが苦手です。そのため、外気温が25℃を超えるような日は、閉め切った車内にペットを放置しないようにしましょう。また、活動的な犬や興奮しやすい犬の場合、25℃より低い気温でも熱中症になるリスクがあるため注意が必要です。
夏の暑い時期は、たとえわずかな時間であっても車内は非常に高温になります。「短時間の買い物だから」などと油断して、車内にペットを置いたままにしないよう気を付けましょう。
(※)JAF ニュースリリース2021年8月4日「車内熱中症に注意! 子どもやペットを残したままのキー閉じこみ 昨年の8月は1ヶ月で98件! 」より
■ペットに熱中症の疑いがある時は
この時期、ペットに普段と違う様子がみられたら、熱中症を疑いましょう。たとえば、熱中症の初期症状として、「パンティング」と呼ばれる激しい口呼吸があります。犬は、体温が急激に上がると体の熱を下げるために「ハァハァ」とパンティングをしますが、熱中症の初期症状ではこのパンティングがいつもより速くなります。
また、舌や歯肉が赤い、よだれが多い、心拍数がいつもより多いなども熱中症の初期症状です。さらに、体温が40℃を超える場合は、熱中症の可能性が高いようです。
熱中症の疑いがあるときは、全身に常温の水をかけて体を冷やしましょう。水道水で濡らしたタオルで体を包み、風を送って涼しいところで休ませるのも効果的です。そして、速やかに動物病院を受診してください。
熱中症は、重症化すると死につながることもある病気です。暑さが厳しいこの時期は特に、ペットにいつもと違う様子がないかよく観察しましょう。
■万全な熱中症対策で夏を乗り切ろう
今回は、ペットの熱中症対策について解説しました。犬や猫などのペットは暑さに弱いため、人間以上に熱中症へのケアが必要かもしれません。今年は、9月も気温の高い状態が続くようです。暑さ対策を充分にして、ペットとともにこの夏を元気に乗り切りたいですね。
武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら

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