Friday, August 18, 2023

AIロボットペットが犬や猫に取って代わる可能性もあるが、長期的影響は未知数と専門家が警告(2023年8月17日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース


 近未来をテーマにしたマンガや映画などでは、主人公がロボットのペットを連れていることがあるが、現実でも、AIロボット企業の動きを見ていると、それはもうSFの世界の話ではなくなってきているようだ。
 この現実の世界でAIを搭載したロボットペットたちが次々とデビューをはたしているからだ。
 そうしたAIペットは、餌もトイレもいらないし、飼い主に寄り添うようにプログラミングされている。だが専門家の中には、「長期的な影響は未知数」と懸念する声もある。
・AIロボットペットが本物に取って代わる日は近い?
 AIロボットペットで注目を集めているのは、中国のUnitree Robotics社が開発した四足歩行ロボット「Go1」だ。
 ボストン・ダイナミクス社の犬型ロボットによく似たこのAIペットは、犬のように4本足で歩くが、本物の犬のように首輪やリードは必要ない。
 放し飼いでも勝手にどこかへ行ってしまうことはなく、飼い主にきちんとついてくるからだ。最大時速17キロで移動できるので、ご主人様が自転車に乗っていたとしても大丈夫だ。


Times change, the first [Bionic Companion Robot] in the history of human was released, prices $2.7k
 Go1には、魚眼双眼センサーや人体感知機能で構成されたスーパー・センシング・システムが搭載されており、飼い主のまわりの状況を把握する。
 障害物があっても上手に避けてくれるし、飛んだり跳ねたり、ダンスをしたりと、そのバランス感覚は見事なもの。
 だから凸凹だらけの外の世界に連れ出して、本物の犬との散歩のように、AIペットとのお散歩を楽しめるということだ。
 どんなに犬のような姿をしていても、動くときにガチャガチャ鳴っては興醒めだ。だがUnitree Robotics社によれば、Go1の電動式の関節は「超軽量かつ低騒音」であるという。
 それでいて力も強く、最大5kgまでの重さに耐えられるそうだ(Go1自体の重量は12kg)。しかもお値段も40万円程度とお手頃だ。
 尚、GPTや4D超ワイドLIDARを搭載した「GO2」も登場しており、こちらは23万3千円からと、さらにお手頃となっている。


Introducing Unitree Go2 - Quadruped Robot of Embodied AI from $1600
・身長12cm程度の小型サイズも
 大きな犬はちょっとという人のために、身長12cmほどの卓上サイズのAIロボットもすでに販売されている。
 中国の企業LivingAI社が開発した「EMO」で、机に乗せても邪魔にならないサイズながら、すごい機能が搭載されており、1000以上の表情や動きで"ご主人様"に対して反応することができる。


 AIのおかげで、それぞれに性格があり、学習やコミュニケーションを通じてだんだんと進化して、ご主人様との絆を深めることができる。まさに本物のペットのようだ。
 しかもロボットだけあって便利だ。灯りをつけてと言えばつけてくれるし、カメラマンになってくれたり、目覚まし時計をセットしてくれたりもする。
 また誕生日など特別な日には、たとえばご主人様が忘れていたってきちんと祝ってくれるのだ。


・AIロボットペットの長期的な影響は未知数と専門家
 AIを搭載したロボットペットたちは、本物の動物のペットと同じように、きっと日々の暮らしに彩りと潤いを与えてくれるだろう。
 もしかしたら、本当に犬や猫の代わりにAIペットが普及する日が来るのかもしれない。
 だが米国テキサス州の救急医で、AIと健康について詳しいハーヴェイ・カストロ博士は、Fox News Digitalでの対談の中で、ロボットペットには限界もあると説明する。
 AIペットは、充電さえしておけば、いつまでも動いてくれる。一方、動物のペットだと、毎日のお世話はそれなりに大変だし、どんなに大事にしていてもいつかは別れが来る。
 こうした違いはAIペットのメリットとも言えるが、本当にそうだろうか?
 確かに動物の世話は大変だし、別れは悲しいものだ。
 だが、それはそれでしか味わうことのできない、豊かで深い感動のある体験をもたらしてくれる。AIペットでは、そのような体験は望めないだろう。
 また動物のペットとの散歩や遊びは、面倒なときもあるが、やはり飼い主の運動になったりと健康につながるものだ。
 さらにカストロ博士は、プライバシーに関連する潜在的なリスクや、交友関係を現実の人間ではなく機械に依存するリスクについても指摘する。
 「AIペットを飼うことの長期的な心理的・感情的影響はまだ不明です。とりわけ子供への影響についてはそう言えます」
 確かにAIペットはユニークな絆を育むことで、人の心や体の健康を育んでくれるかもしれない。その点についてはカストロ博士も認めている。
 だが、その影響や限界が未知数である以上、今のところは本物のペットの”部分的”な代替品とみなすのが無難であろうと彼は話す。
AI技術の進歩に合わせて、AIロボットペットのメリットとリスクを評価し続けねばなりません
References:AI pets could replace dogs and cats, but expert warns that 'long-term effects' are unknown/ written by hiroching / edited by / parumo

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August 17, 2023 at 06:10PM
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