Wednesday, January 29, 2020

「生きた化石」深海魚ラブカの標本を展示 和歌山 海南 - NHK NEWS WEB

「ラブカ」は深海に生息するサメの1種で、エラの数が多く原始的な特徴を持っています。

海南市にある和歌山県立自然博物館で展示されている「ラブカ」の標本は、今月16日に太地町の沖合で釣り上げられたものです。

生きた状態で捕獲されるのは珍しいことから、串本町にある水族館が一般に公開しましたが、翌日の17日に死んだため、県立自然博物館が計測や解剖などを行ったあと標本にしたということです。標本の「ラブカ」は、体長およそ1メートル30センチのオスです。

「生きた化石」とも呼ばれる珍しい深海魚の姿を、訪れた人は興味深そうに見ていました。

博物館を訪れた女性は、「思っていたよりも小さかったです。これが実際に深海にいたのかと思うとロマンを感じます」と話していました。

県立自然博物館の平嶋健太郎学芸課長は、「この1匹をきっかけに研究にはずみがつくのではと期待しています」と話していました。

「ラブカ」の標本は、2月24日まで展示されます。

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January 29, 2020 at 02:02PM
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