JR古賀駅(福岡県古賀市)に近い商店街旧店舗を人が集う拠点に再生しようと、学生グループや住民たちがリフォームに取り組んでいる。特産品を使った新商品開発ができるキッチンや、商談や起業準備などに使えるコワーキングスペース、カフェを備え、多くの人が「つながる居場所」をイメージ。目標額150万円を目指して、20日までクラウドファンディングで支援を呼び掛けている。
拠点づくりに取り組んでいるのは一般社団法人「こがみらい」(魚谷千代子代表理事)。市職員だった魚谷さんは生産者や企業、起業した女性たちとの関わりを経験し、彼らを応援し続けたいとの思いから組織を立ち上げた。
昨年の成人式実行委員として集まった大学生、専門学校生などを中心に学生プロジェクトも発足。20年暮らしてきた街を改めて眺めると、ずいぶんシャッター通りが多い。けれども、豊かな農産物や、特殊技能を誇る工場がある-。古里の現状に若者が目を向け始めた。
特産の「あまおう」を使ったタピオカドリンク「たぴこ」、地元かまぼこ店のすり身に古賀産スイーツコーンを合わせて揚げた「SHRIMI(しゅりみ)」。学生たちは自分たちが手に取りたくなる新商品を開発して地域イベントで販売した。
地元企業のプロモーションビデオ制作にも取り組んだ。金属加工の「ナダヨシ」、空調機器メーカーの「西部技研」。古賀には高い技術を誇るものづくり企業があることを知った。
撮影や動画制作を担当した九州産業大で映像メディアを専攻する城戸康人生(やすとき)さん(21)は「いろんな工場があることは知っていたが、どんなことをしているのか知らなかった。職人技を引き出せる映像を心掛けた」と話す。昨秋は正興電機製作所(福岡市博多区)が開発した警備ロボットのPR動画も制作した。
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「アイデアを語り合い、形にする場が欲しい」。今年に入って学生たちを中心に拠点づくりが始まった。特産品作りで縁ができた「くまや蒲鉾店」が、使っていない旧店舗を貸してくれた。2月半ばから内部の解体工事に取り組んでいる。
「駅周辺を歩いてみて、開いている店が少ないと思った。人が集まり、いろんな話ができる場があると、人が来る動線ができると思う」と北九州市立大3年の田中志祈(もとき)さん(21)は、商店街の未来像を描く。
活動を支援するためのクラウドファンディングはhttps://camp-fire.jp/projects/view/224248 (今井知可子)
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March 04, 2020 at 04:04AM
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商店街に「つながる居場所」を 学生ら店舗再生支援呼びかけ 古賀市 - 西日本新聞
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