Sunday, March 22, 2020

東海市の鶏の唐揚げ 日本一の店も | ニュース - オピ・リーナ

カイコー飯と「しお」絶品

「カイコー飯」を紹介する中原さん(左)

「カイコー飯」を紹介する中原さん(左)

 農業が盛んで工業地帯でもある愛知県東海市には、さまざまなおいしい料理があります。その中でも、記者(37)が好きな鶏の唐揚げにスポットを当てて、地域自慢のメニューをお伝えしようと思います。地元で長らく愛されている中華料理店の逸品と、日本一に輝いた唐揚げです。 (福本英司)

 中心市街地の名鉄太田川駅前にある「中華料理 東菜館(とうさいかん) 純ちゃん」。名物の「カイコー飯(はん)」(790円)は市民のソウルフードとして人気。店によると、中華飯と八宝菜、唐揚げをドッキングしたメニュー。

名物の「カイコー飯」

名物の「カイコー飯」

 タマネギ、ニンジン、ピーマン、タケノコ、キャベツなど野菜がたっぷり。そして、下の米が見えないくらいに唐揚げがどっとのっかっている。初めての人はびっくりする。その量は握り拳ほどのが3個分。1個を3等分して入れている。

 唐揚げは軟らかく、あっさりして食べやすい。野菜とも合っていて飽きさせないが、たいていは途中でおなかが膨れる。オーナーの中原純一さん(66)は「ボリュームは多いので、やっぱり若い人に人気だわな」と笑顔。でも、お年寄りも好んで食べるメニューだとか。

「カイコー飯」に入っている唐揚げ。1個を3等分して入れている=いずれも愛知県東海市大田町の「中華料理 東菜館 純ちゃん」で

(左)「カイコー飯」に入っている唐揚げ。1個を3等分して入れている=いずれも愛知県東海市大田町の「中華料理 東菜館 純ちゃん」で

 店は、1970年ごろに東海飯店として創業し、従業員だった中原さんが2003年に引き継いで、店名を変えた。40年以上前からある「カイコー飯」について、「店の賄いから自然発生した」と中原さんは記憶する。それが今や東海市でなじみのメニューとなった。

 「とり肉の唐揚」として、唐揚げだけのメニューもあり、これも握り拳ほどの大きさが5個で910円。ボリュームがあって値段は手ごろということで、多くの人に愛される。

 東海市の唐揚げで忘れてはいけないのは、「からあげ!ごっち」(富貴ノ台)の「しお唐揚げ」。日本唐揚協会主催の2017年の「からあげグランプリ 塩ダレ部門」で、最高金賞を受賞した。

胸肉の唐揚げを紹介する甲斐さん=同県東海市富貴ノ台の「からあげ!ごっち」で

胸肉の唐揚げを紹介する甲斐さん=同県東海市富貴ノ台の「からあげ!ごっち」で

 奥三河鶏の胸肉を使った唐揚げは、衣は薄めにしてヘルシー。食感はふわふわ。さっぱりした味が女性や子どもたちにも人気だ。1セット3個で302円。

 肉を切るときは繊維に対して真っすぐ切り、たれのつけ込みは真空包装機を使うなど、さまざまな工夫を繰り返して作り上げた。

 甲斐淳一店長(44)は「唐揚げに向いていないとされる胸肉をあえて使い、家庭ではなかなか味わえない唐揚げにした。良い素材を使い、手間暇掛けているので、ぜひ味わってほしい」と胸を張る。 (価格は全て税込み)

(2020年3月23日)

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