太平洋セメントは21日、インドネシアのセメント最大手、セメン・インドネシア（SI）グループと資本業務提携すると発表した。SIの子会社に200億～250億円を出資し、15%以上の株式を取得する。SIグループが造るセメントを輸出し、アジアなど環太平洋の市場を開拓する。廃棄物処理などの事業でも協業していく方針だ。
取材に応じた太平洋セメントの不死原社長
SIは国営の上場企業。グループで同国のセメント販売量のシェアの53%を占める。太平洋セメントはまず6月にジャカルタに駐在員の拠点を設ける。SI子会社への出資については7月に最終契約を結び、21年3月に出資を完了する予定。
太平洋セメントが海外に大型投資をするのは5年ぶり。現在は日本からオーストラリアやバングラデシュなどにセメントを輸出している。インドネシアを輸出拠点にし、物流を効率化したい考えだ。SIにとっても生産量の安定につながる。
石炭火力発電所から出る石炭灰をセメント原料にする技術や、地盤改良に使う固化材の技術も共有する。廃棄物の処理事業などはセメント事業に比べて高収益だが、インドネシアではまだ発展途上だ。太平洋セメントはSIグループとの協業で事業の拡大を目指す。
太平洋セメントの不死原正文社長は21日、日本経済新聞に対し、「今まで空白地帯だったインドネシアに拠点ができると良い物流を組めるようになる」と語った。20年度を最終年度とする中期経営計画で設定した総額1200億円の成長投資については「まだ半分近く残っている。拠点はそろったので、各所を増強したい」と意欲を示した。
"インドネシア" - Google ニュース
April 21, 2020 at 06:00PM
https://ift.tt/2Vr4d3R
太平洋セメント、インドネシア最大手に最大250億円出資 - 日本経済新聞
"インドネシア" - Google ニュース
https://ift.tt/2sdqTZk
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment