柳谷智宣の「コロナに負けるな! 飲食店&生産者を買って応援!」 第2回
五反田の老舗パブ「The Grafton(ザ・グラフトン)」
22年の歴史を持つビアパブは、テイクアウトのランチも用意
新型コロナウィルス関連の自粛により、大きなダメージを受けている飲食店や食材の生産者を応援しようという本連載、第2回目も五反田のテイクアウトを紹介する。
五反田駅から目黒川を越えて右折したエリアにある「The Grafton(ザ・グラフトン)」。国内外を問わず樽生のクラフトビールとサイダーを提供しているビアパブで、22年の歴史を持つ。毎日13種類もの生ビールを提供しているのが特徴だ。
樽生ビールは賞味期限が短いので、相当回転よく注文をもらわないとリスクがある。普通は1〜2タップ(注ぎ口)くらいなのに、13種類はすごい。行くたびに、珍しい樽生ビールが楽しめるので飽きが来ない。
筆者も10年以上前から定期的に通って、クラフトビールを楽しんでいる。筆者の個人的感想だが、クラフトビールは樽の管理と注ぎ方でも味が変わる。そして、この店の腕前は超一流だと思っている。
今回、コロナの影響でテイクアウトを開始したということで、ランチを購入しつつ、オーナーシェフの大森成貴氏にお話を伺った。
コロナの影響は3月から結構シビアに受けているそう。現在は、都の要請に従い、時短営業で12時から20時までオープンしている。そして、ランチの時間は、階段上のところでテイクアウトを販売している。
ライスの炊き方も抜かりなし、600円はコスパよし!
テイクアウトメニューは「特製ハヤシライス」(700円)や「(極太)生スパゲッティ ナポリタン」(600円)などがあるが、本日選んだのは「麻辣キーマカレーライス」(600円)。
「フィッシュアンドチップス」(1600円)は、飲みに来るときは毎回頼んでいるほど気に入っており、絶品。ビールを使ったサクサク衣で揚げた大きな白身魚に、モルトビネガーをどばどばかけると、コクのあるビールにぴったり。ただ、今回ランチにはヘビーだということで、我慢。
ちなみに、昼飲みができるなら、「ランチビール(ハイネケン)360ml」(500円)、「グラススパークリングワイン」(350円)なども用意されている。もちろん、店内で飲むのもOKだ。
早速、カレーを実食。挽肉は超粗めで歯応えがしっかりしていて、食べている感があり、満足できる。ブラックペッパーも効いていて、しっかり辛い。カレーはもちろんおいしいのだが、感動したのがライス。カレーにぴったりの炊き加減、ぱらぱらで食欲をそそる。しかも600円というコストパフォーマンスで、おすすめだ。
ごちそうさまでした。皆さんも、ぜひコロナで困っている飲食店をテイクアウトやデリバリー、通販で支援お願いします。
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April 27, 2020 at 08:00AM
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