長野県松本市が「飴(あめ)の街」って知っていますか-。この地域に古くから根付く特色をあまねく知らしめようと、市内で店舗を構える飴づくりの老舗が協力し、あの手この手を繰り出している。食べ比べができる「飴箱」の販売、「飴の日」の記念日登録、イベント開催…。老舗店主の飽くなき挑戦は、実を結ぶか。(松本浩史)
老舗「三本の矢」
松本市といえば、国宝の松本城天守や旧開智学校など、すぐに思いつく観光名所はあるし、そばや、鶏肉を揚げた「山賊焼き」、山菜料理などの郷土料理は、申し分なくおいしい。いずれも観光客らの目当てでもある。だが、「飴」を目当てに足を運ぶケースはどれほどあるのだろう。
市内には、山屋御飴所(おんあめどころ)、飯田屋飴店、新橋屋飴店の3店の老舗が残っており、いずれも創業は江戸時代にさかのぼる。山屋の太田喜久店主によると、明治時代には飴をつくっている店が20軒を超え、生産量が日本一を誇った時期もあったという。
市では毎年1月、「あめ市」が開催され、3店を中心に全国の飴が販売されるなどしている。地元ではそこそこ根付いている。だが、太田店主は「県外から来る観光客の多くは『飴の街』としての松本を知らない。『全国区』にしたいんです」と話し、現状に物足りなさを感じている。
3店主が平成30年6月に集まり、こうした認識を共有した。3人で協力してやろう-。いわば「三本の矢」だ。「飴プロジェクト」が軌道に乗り始めた。
「飴箱」が完売
同年の年末には、板状の飴など3店の自慢の一品を等分に収めた「飴箱」を地元百貨店などで販売。好評を博し、2日間ほどで完売となった。昨年も、令和改元時期と年末などに限定販売し、これらもすべてさばけたという。
いつでも購入できる「松本三ツ星 飴菓子」は昨年4月に商品化。すべて板状の飴だが、店ごとに砂糖の分量は違うし、成形の仕方も違う。となれば当然、食感が違い、味わいも違う。こんな楽しみ方を購入者にしてもらい「飴の街 松本」の認知度を上げる狙いだ。
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April 27, 2020 at 09:00AM
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