Sunday, May 3, 2020

ペットから新型コロナウイルスに感染する可能性はあるのか?飼い主が知っておくべきポイントまとめ - GIGAZINE - HANJO HANJO


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に猛威を振るっている時期には、これまでにも増してペットの扱いや世話には注意が必要だと、獣医学の専門家らは警鐘を鳴らしています。

Should you let a stranger pet your dog? Covid-19 risks explained by experts
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ペットへの新型コロナウイルスの影響として真っ先に思いつくのが、ペットがCOVID-19に感染してしまうことです。これまでに、ペットの猫動物園のトラが新型コロナウイルス検査で陽性と診断された事例が報告されています。

ペットへの新型コロナウイルスの影響についてはまだ研究が進んでいませんが、これまでの研究により「猫とフェレットは新型コロナウイルスに感染しうるが、犬は感染しない可能性が高い」という結果が示唆されています。犬だけでなく豚、鶏、アヒルなどの家畜も感染リスクが低いとのこと。

一方、イギリス獣医師学会は「新型コロナウイルスは、ドアノブ、人間の皮膚や髪の毛、スマートフォンの表面と同様に動物の毛皮に付着することが可能であるため、ペットはコロナウイルスを拡散させる可能性がある」と指摘しています。

こうした事例や複数の専門家の意見を元に、学術系ニュースサイトのInverseはペットを飼う人向けの注意点を以下のとおりまとめています。

◆1:ペットと人との間にも社会的距離が大事


ミシガン州立大学の獣医師であるアネット・オコナー氏によると、ペットに感染したCOVID-19が人間に感染する可能性は非常に低いとのこと。しかし、毛皮に付着したウイルスの粒子を介して、COVID-19を拡散させてしまう可能性はあります。

そのため、オコナー氏は「人と人と間で社会的距離をあけることが必要不可欠だとされていますが、これは犬も同様です。なぜなら、すべての犬のそばには飼い主がいるからです。特に、混雑したドッグパークは避けるのが最善です」と話しました。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も、「犬を散歩させる際にはリードを使用して、人や動物から6フィート(約1.8メートル)以上離すようにしてください」と呼びかけています。

◆2:ペットの毛皮に付着したウイルスの感染力は?


これまでの研究では、プラスチックやステンレスの表面に付着した新型コロナウイルスは、最長で2~3日間は感染力を維持する可能性があることが分かっています。一方、ダンボールのような多孔質な物体の表面では24時間程度しか感染力を維持できないとのこと。これは、多孔質な材質は新型コロナウイルスを保護する膜であるエンベロープから水分を奪いやすいためです。

ケンブリッジ大学のウイルス学者であり獣医師免許も持っているサラ・キャディ氏は「ペットの毛皮に付着した新型コロナウイルスがどれくらいの間感染力を保つかの研究は行われていませんが、ペットの毛皮の性質を踏まえると、ペットの毛皮に付着したウイルスは数時間、長ければ24時間程度感染力を保つ可能性があります」と話しました。

◆3:新型コロナウイルスの症状が出たらなるべくペットと接触しない


カナダにあるカルガリー大学の獣医師であるレベッカ・アーチャー氏は「もし飼い主がCOVID-19の疑いがあると診断された場合は、ペットと距離を保ち、できれば他の人に世話を任せる必要があります。人間の家族にそうするのと同様の方法で、毛皮を着た小さな家族をCOVID-19から守ってください」と話しました。

一方で、COVID-19のおそれがない場合はペットを遠ざける必要はないとのこと。アーチャー氏は「これまでの研究により、ペットと触れ合うと幸福感が増して健康になることが分かっているので、存分に猫を抱っこしたり犬のおなかをさすってあげたりしましょう」と話しました。

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