丸紅は28日、インドネシアでタイヤ販売店を手掛ける現地企業の経営権を取得したと発表した。2014年から出資しており、経営権を握ることで今後は年10店程度のペースで店舗展開を加速させる。インドネシアは中間所得層の成長で自動車保有台数が伸びるとみられ、タイヤ交換や整備の需要も増えると見込む。
タイのタイヤ販売店で培ったノウハウを生かす（タイのビークイック店舗）
現地で7店舗を展開する販売チェーン、ビークイック・オートモーティブ・インドネシア社の事業経営に参画する。丸紅はタイを中心にインドネシア、カンボジア、メキシコの4カ国でタイヤ販売店運営を手掛ける。06年に買収したタイの販売店大手ビークイックを通じて4月に出資比率を引き上げ、共同で代表を派遣した。出資比率や投資額は非公開。
タイではすでに独立系チェーン最大手として166店舗に拡大している。タイヤ交換を素早くする技術や従業員の育成ノウハウをインドネシアでも生かし、タイと同程度のスピードで店舗を増やす方針だ。東南アジアではタイヤ販売店は地場の零細事業者が乱立しており、チェーン展開でタイヤや整備の質を高める。
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July 28, 2020 at 02:38PM
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丸紅、インドネシアでタイヤ販売店の経営権取得 - 日本経済新聞
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