Thursday, February 18, 2021

【ユーザー訪問】院長自慢の大型魚を見れば痛いの痛いの飛んで行く 歯科医・松本義之さんのアクア大作戦(奈良県天理市・せんざい歯科クリニック) - キワメテ!水族館編集部

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物心がついたころから大型魚にあこがれ、「これ以上水槽が増えたら家の床が抜けてしまうからやめとけ」と父親からNGを出されてもひるまず、アクアライフをやめることはなかった松本義之さん。そして自宅だけでは飽き足らず、クリニック開業後は待合室がアクアライフのメインステージとなりました。大型魚のいるまちの歯医者さんは、アクア愛に満ちあふれていました。

☆     ☆    ☆

◆南向きの明るい歯医者さん

奈良県天理市の幹線道路に面し、とても歯医者さんとは思えないオシャレなたたずまい。しかもバリバリの南向き。外から見るだけで、きっと陽光がさんさんと降り注ぐ明るいクリニックなのだろうなと容易に想像がつきます。

しかも駐車場の収容台数は15台も。そして何か秘密兵器でもあるのでしょうか、一番奥には車3台を格納できる車庫なんかも少し。楽しくて盛り上がりそうな取材の予感(笑)

広々として明るい待合室。こんなに広い歯医者さんの待合室、今まで見たことない(笑)。そして一番奥に巨大水槽発見☆これがウワサの!思わずダッシュして水槽に近づきたいくらい、アクアユーザーにとってはまさに絶景。え、もっと近づけって(笑)?がってん承知の助!

ごらんの通り、大型魚がゆうゆうと泳ぐ巨大水槽がビルトインされて患者さんをおもてなししていました。アクアには癒し効果があるとよくいわれますが、癒しどころかここにはオドロキばかり。診察を待つ患者さんにとって、虫歯のチクチクした痛みや不安を軽減させてくれるに違いありません。え、もっと近づけって(笑)?

待合室があまりにも明るいので、真正面からだと反射しまくり(笑)。カーテンで遮光してみてもごらんの通りで、スミマセン!では少し角度を変えてみましょう。「キワメテ!水族館」は2021年も大サービス(笑)!

待合室のどの角度からも見える超贅沢な大型魚ビュー。南向きの明るい格別な場所。こんな広々として明るい歯医者さん、今まで見たことない(笑)。アクアリストならずとも、ぜひ通院してみたいところです。

改めて見てみると、まるで壁に掛けられた絵のよう。何やら見たことのないような大型魚が左へ行ったり右へ行ったり。きっと魚たちも気持ちいいんでしょうね。さらによく観察してみると、何となく魚が立体的に見えるのはなぜかと思いきや。。

水槽は1本だけではありませんでした。初めて見るアルビノパンガシウスがいる水槽の奥に、もう1本同じサイズの水槽があったために立体的に見えたようです。魚も水槽もソーシャルディスタンス(笑)。開口部は約2mも。ということは、2本の水槽はそれ以上に大きいことになります。こうなったら無理にでもバックヤードが見たくなりますよね(笑)

◆二重行政ならぬ二重水槽

早速バックヤード拝見。なんですか!この隠し部屋は(笑)。アクリル製水槽が2本ドンと居すわって、向かって左の水槽が待合室側の水槽です。待合室から立体的に見えたのは、こういう仕組みだったんです。小憎らしいまでの超演出。もはや素人の飼育環境ではありません。歯医者さんってホンマでっか(笑)!?

1本の水槽サイズは3000×1200×1000㎜。もちろん特注の3m水槽。奥行きだけでも1200って、これって普通の大型水槽のワイドに匹敵(笑)

それぞれの水槽の厚みは、手前が20㎜で奥は何と30㎜!

下を見ると、独自製作のオーバーフローシステムが。注水からろ過に至るまで、ほぼ全自動。ろ材もハンパない大きさです。

バックヤードから見たアルビノパンガシウス。ショートタイプ。近づいて見ると、かたちが可愛く白色がとってもきれい。もしかして、クリニックで全身ホワイトニングしてもらってる(笑)?

まるで背泳ぎしているようなキャラの子もいたりなんか(笑)。ああ、鼻が口のように見えたからでした。こりゃ失敬!

高知県・四万十川出身のアカメ。絵になるカッコいい魚です。

シルバーバルブショートタイプ。この子も初めてみる魚で、最初見た時は外国産の大型高級金魚かと思いました。

愛嬌たっぷりのプラチナレッドテールキャットフィッシュ。ちょっとやさぐれてる(笑)?

アジアアロワナだっています。インドネシア産のスーパーレッド。最近ほんのちょっとですが、アロワナのクオリティーがわかってきました(笑)

オキシドラスショート。これも初めて見る魚です。

あらまあ、淡水エイも愛嬌たっぷりひーらひら。ダイヤモンドポルカドットスティングレイ。

こんなにごっつい水槽だからこそ、キミがいないと絶対ダメ。「水槽掃除のプロ」の異名をとるプレコ。この子がいるだけで、コケの発生はかなり抑止できます。

そして幻の名魚・アリゲーターガーパイク。4匹もいます。ご存知のように今では特定外来種に指定されていることもあり、繁殖させることも移動させることもできない魚だけに、これが一番のお気に入りのようです。

◆要領の悪いガーほど可愛い

どれもこれも圧巻のコレクション。どの魚も高品質の大型魚を扱っている専門ショップでゲットしたものばかりで、高品質の大型魚探しのために関西一円広く足を運んでいます。中には、超お気に入りのショップだったのに残念ながらクローズドとなったところもあり、いい大型魚を入手できる環境は年々少なくなっているのかも知れません。

 バックヤードは24時間冷暖房完備。しかもセキュリティーも万全。なんせこれほどのコレクションですから。というか、クリニックはセコムだらけ(笑)

院長の松本さん登場。目下給餌中。まるで居酒屋のいけすの様相(笑)。ちなみにスポンジフィルターのメンテナンス以外はメンテナンスフリー。松本さん曰く、「どこにコストをかけるかの問題だと思います。コストはかかるけど楽ができるか、コストを惜しんでこまめにメンテをするかのどちらかしかありませんから」。スポンジフィルターは50個以上。さすがに作業するのに1人では無理なので、友人に手伝ってもらって済ませます。「メンテ前のスポンジはたっぷり水を含んでますからね~。持ち運びだけでも重い重い(笑)」。

給餌している松本さんの顔を見ていると、よっぽど魚が好きなんだなと思います。どんな魚がお好き?「やっぱりシルエットがカッコいい魚が好きなんです」。爬虫類とかは?「ダメ(笑)。ニョロニョロ系は苦手なんです」。ガッツリ肉食系の魚もアウト。あれま、ちょっと意外(笑)

超お気に入りのガーにキビナゴをどかんと投入。ところが要領の悪いガーが1匹いて、せっかく投入してもすべて底面へ。おやおや、一体何やってんだか。笑ってる場合じゃないよ~(笑)

もう1回!さらにもう1回!がんばれ、ガー!

おお~、悪戦苦闘の末にやっとゲット! おめでとう~(笑)!

松本さん曰く、「こんなドジなところがまた可愛いんですよ(笑)」。

ん?「食べれたよ~♪」って?いやいや、もうアピールしなくてもいいから(笑)。好きなエサが食べられてかな~りご満足。

◆ペンギンを飼っているに違いない?

キビナゴなどのエサはすべてご近所のスーパーで調達。キビナゴ以外にはアジなども。これって人の食材ですやん(笑)。「しかもタイムセールを狙って買いに行きます(笑)」。未開封のパックには半額や2割引のシールがペタペタ。なるほど、こういうところへのコスト意識はハンパではありません。お店の人ともすっかり顔なじみになって、「キビナゴは煮物にしたら美味しいよ」とか、「もしかしてペンギンでも飼ってるの?」などとツッコミが入ることも珍しくないのだそう(笑)

「実はうちの玄関にもいいのがいるんですよ」と案内されるままにおうちへ。まだ帰らせてもらえません(笑)。玄関にいたのは150㎝水槽で泳いでいたマレーシア産アジアアロワナ過背金龍レッドアイ。

「目がぱっちり赤くて、ウロコに入った金色も絶妙、アゴがまっすぐで目も下を向いていないし、もうカンペキです!」と大絶賛。もし日本にアジアアロワナのコンテストがあれば、入賞間違いなしでしょう。悩みのタネは、クリニックの待合室同様光の反射が多くて思い通りに撮れないこと。それは「キワメテ!水族館」も同じでした。今度機会があれば、ちゃんと事前準備をしてちゃんと撮りにきます!。。できれば(笑)

なぜか駐車場の一角にはコイがばっしゃんばっしゃん。ニシキゴイの原種といわれる青魚もいるとか。松本さん、大型魚だけじゃなかったんですね。あ、でもコイも大きいか(笑)。「魚はひと通り飼いましたから。20年前に開業した当時は、(待合室に)120~150㎝の水槽にアフリカンシクリッドなどの熱帯魚水槽や水草水槽を置いていました」。

◆もうひとつのとんでもない趣味

ここへ来た時から気になっていたコイ池の向こうにある真っ白い格納庫(笑)。「中見てみます?」って松本さん、絶対見せたかったんでしょ(笑)?

ナニコレ珍百景(笑)。超高級車がズラリと。しかもすべてナンバープレートの番号が松本さんの誕生日というこだわりよう。もしかしてアクアと違うもうひとつの趣味?「です(笑)!」。20代のころカー雑誌の記者&カメラマンをしていたことを詳しく伝えると、意気投合。その瞬間だけはアクアの話題より盛り上がりました(笑)

一応、こんな車があったということでチラ見せ。そしてカーコーナーはこれにて閉店がらがら(笑)

さきほど見たバックヤード、外から見たらこんなにド派手。この色って、もしかして?「赤って血を連想させるのであまり使わないんですが、これはフェラーリのイメージの赤でつくりました(笑)」。キター!!!もー、魚か外車かどっちかにしてください(笑)!

院内は水槽のイメージも

ひと通り取材が終わって改めて院内を拝見すると、やっぱり明るいのがすごくいい。しかも待合室とはシースルー構造ですべてガラス張り。「患者さんのプライバシーを守りつつ、スタッフの技術を見てもらって不安を感じないように、との思いでこんな構造にしました」。だからこんなに明るくて、しかも南向きだったんですね。「もちろん水槽をイメージしたインテリアでもあります」。え、どっちがホンマでっか(笑)!?

スワロフスキーのシャンデリアを取り入れたホワイトニング専用ルームも。まるで美容サロンのような女性ウケしそうな配色で、これなら落ち着いてVIPな気分で施術を受けられそうです。

そういえば、水槽の下にもスワロフスキーのクリスタルアクセサリーが並べられたディスプレイケースがありました。「キラキラしたものが好きなんです(笑)」。いやー、松本さんも歯科衛生士さんも輝いてますよー(笑)

大型魚のいる歯医者さんとして、今ではすっかり人気のクリニック。「大型魚が好きな患者さんもいらっしゃいますし、魚のことで盛り上がることも多いです」。え、お口をあーんしたまま喋れるの(笑)?

歯医者さんと患者さんとのアクアな融合。決して歯にしみることなく、アクアリストの心にしみるシーンがたくさんありました。

カーマニアの心にしみるシーンも(笑)

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February 19, 2021 at 09:55AM
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