能登地方で「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれるイサザの漁が一日、穴水町の河川で解禁された。初日は陽気の中、朝から地元漁師たちが魚群を待つ様子が見られ、春の訪れを告げた。
イサザは、体長五センチほどのハゼ科の小魚シロウオの別名。春になると産卵するために川を遡上(そじょう)する。
漁師たちは、川辺に組んだ足場の近くに四つ手網を沈めて、イサザの群れが通るのをじっと待つ。川の中を注意深く見つめ、網の上に魚群が来たらさっと引き上げて捕まえる。
小又川の河口付近では、ベテランの中村孝次さん(70)=同町川島=が、イサザをおびき寄せる振り棒を手に待ったが、この日は魚群を確認できず。「普通ならこんなに暖かいと魚が見られるけど、年々数が減ってきている。昨年もほとんどとれなかったから、今年もどうなるか」と心配そうに川を見つめた。
漁は五月末まで続き、三月末から四月初めごろにピークを迎える。イサザは、生きたまま食べる「おどり食い」が定番で、町内ではその他に卵とじやお吸い物なども楽しめる「穴水まいもんまつり春の陣“いさざまつり”」が三〜四月に開かれる。 (森本尚平)
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