水揚げ量が少ない、サイズが小さいなどの理由で市場に出回らず、廃棄されてしまう「未利用魚」を食べようという取り組みが広がっている。飲食店のメニューとして提供したり、加工品にしたり。貴重な海洋資源を守り、食品ロスを防ぐとともに、漁師の新たな収入源にもつながると期待がかかる。 (熊崎未奈)
今月初旬、名古屋市中心部の久屋大通公園にある「ファブカフェナゴヤ」で開かれた新メニューの試作会。三重県志摩市産の魚「ニベ」を使った数種類の料理がテーブルに並んだ。選ばれたのは、白ワインとオリーブオイルで味付けしたイタリアの家庭料理アクアパッツァ風の包み焼き。調理した店員らは「クセがなくておいしい」「身がふっくらしている」と高く評価した。
海洋資源守る
ニベは、スズキに似た白身魚。九州や沖縄では以前からよく取れていたが、二、三年前から志摩市でも水揚げされるようになった。ただ、東海地方ではなじみが薄くて市場で値が付きにくく、地元の漁師が食べたり、捨てたりしていた。同市の水産加工会社「伊勢志摩冷凍」の常務、石川隆将さん(41)は「定置網で取る魚の半分くらいは廃棄されているのでは」と言う。
石川さんによると、魚が...
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