FBS福岡放送
北九州市の航空会社スターフライヤーは、ペットと一緒に客席に乗り込めるサービスを始めようとしていて、その実証実験を行いました。 2日、北九州空港のスターフライヤーのカウンターに愛犬を連れた男性が訪れました。 スターフライヤーの社員・中山圭介さんと、ミニチュアシュナウザーのアポロちゃんです。 ペットを機内に持ち込める新たなサービスの実証実験で、一緒に羽田へ向かいます。 ■犬の飼い主の中山圭介さん 「普段通り隣にいるから安心してねと、一緒に楽しみましょう」 日本の航空会社の国内線では、ペットは鳴き声や臭い、アレルギーなどの懸念から、ケージに入れて貨物室に預けられていました。 ■ペットの飼い主 「体調の変化があっても分からないから、同じ座席の横にでも置いておけば、様子が分かるから安心です。」 ■ペットの飼い主 「飛行機が今まで選択肢になかったので、飛行機で遠出してみたいですね。北海道とか。」 こうした声を受け、スターフライヤーは、今回の実証実験に踏み切りました。新たな試みの背景のひとつに新型コロナウイルスの影響があります。旅行や出張などが減り、スターフライヤーの昨年度の国内線の搭乗率は42.8パーセントにとどまり、純損益は約100億円の赤字でした。回復の起爆剤としてペットの同伴搭乗に期待していて、導入できれば国内線の定期便で初となります。 ■スターフライヤー経営戦略部・岸上雄一郎さん 「これまでペットを連れて、ご旅行ができていなかったお客様。そういった潜在需要がかなりあるんじゃないかなと。」 実験に参加した中山さんは、アポロちゃんを同伴させるため、まずカウンターでワクチン接種証明書を提出し、おむつやハーネスを着用します。 そして指定のケージに入れなければなりませんが。 ■中山さん 「よいしょ、あらー嫌がる。アポロちゃん、中入って。」 慣れないケージになかなか入ってくれません。中山さんも汗だくになります。お気に入りのおやつを使って、10分後ようやく入ってくれました。いざ羽田に向かう便へ。一番後ろの席にアポロちゃんと座ります。機内ではケージを開けたり、エサを与えたりすることはできません。 ■山木記者 「離陸から1時間が経ちますが、アポロちゃんは鳴くこともなく落ち着いています。」 ■中山さん 「だいぶ落ち着いています。隣にいてくれるだけ安心です。」 ほかの乗客からのクレームはなく、アポロちゃんも空の旅を楽しめたようです。 ■岸上さん 「実際にやってみて全く通常のフライトと変わらなかったので一安心。ペットであっても、家族と一緒に飛行機に乗るというのが、ひとつ今後の日本の航空業界の試金石になるんじゃないかな。」 ペットと安心して空の旅を。新たな需要を取り込み、落ち込んだ業績を「再び飛び立たせよう」と、スターフライヤーでは同伴サービスの来年の導入を目指しています。 スターフライヤーでは、同伴できるペットとして、縦・横40センチ、奥行き50センチのケージに入る小型犬と猫を想定していて、運賃は、1万1500円以上になりそうだということです。
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October 05, 2021 at 03:57PM
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