Tuesday, February 1, 2022

「漁はこれから」川面つやつや魚影待つ シラスウナギ漁解禁 - 岐阜新聞

明かりを頼りにシラスを探す漁協組合員=1日午後6時5分、海津市南濃町、津屋川

 養殖に使われるウナギの稚魚「シラスウナギ」の漁が1日、岐阜県海津市の木曽三川の本支流で解禁された。漁協の組合員が日暮れに合わせて岸辺でランプをともし、明かりが点々と並ぶ光景が広がった。

 体長5~6センチのシラスは伊勢湾から潮に乗って上ってくるとされ、揖斐川支流の津屋川の水門周辺には満潮時刻に合わせて約30人の組合員が集まった。1日は潮位が大きく変化する大潮の好条件だったが、あいにく魚影は見えず、漁は1時間ほどで打ち切られた。

 海津市漁業協同組合の森元則組合長(49)は「まだ水が冷たく、組合員も様子見が多いのでは。漁はこれからです」と話した。同漁協管内の昨年の水揚げは13キロで、豊漁だった一昨年の3分の1にとどまったという。漁は4月末まで。

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February 02, 2022 at 06:52AM
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