琵琶湖で5月上旬に捕獲されたチョウザメの展示が、滋賀県草津市下物町の県立琵琶湖博物館で始まった。高級食材のキャビアで知られるチョウザメは、本来は琵琶湖に生息している種ではなく、ペットだったものが放された可能性が高い。最後まで責任をもって飼育してもらおうと、外来種を紹介する館内の「連れてこられた生き物たち」コーナーで泳がせて見てもらうことになった。
チョウザメは体長約1メートルで雌雄は不明。年齢も不明だが、生まれてから「数年以上はたっている」と推定される。5月6日、琵琶湖で定置網にかかっているのを漁師が見つけ、博物館に連絡した。博物館で調べたところ、「ベステル」というオオチョウザメとコチョウザメの交配種とわかった。養殖のほか、ペット用としても販売されている。
ペット店では10センチ程度の大きさで売られているが、成長すると2～3メートルほどになる。30年以上生きることから、飼えなくなるケースもあるという。琵琶湖で見つかったのは、2000年以降では5例目。湖底にすむ貝類やエビなどを食べると考えられ、体も大きいことから生態系に悪影響を及ぼす可能性が高いという。
チョウザメは14日から展示…
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June 18, 2022 at 08:00AM
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琵琶湖で捕獲、1ｍのチョウザメ展示 ペットを放流か「責任もって」 - 朝日新聞デジタル
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