使用済みのペットボトルを再びペットボトルにする水平リサイクル「ボトルtoボトル」に取り組むため、栃木県鹿沼市と「ジャパンテック」(同市)、サントリーホールディングスの三者が協定を結んだ。市内で回収されたペットボトルをジャパンテックがペットボトルの原料に加工、サントリーグループが製造販売する飲料の容器に生まれ変わる。
ペットボトルは洗浄・粉砕後、主に食品トレーや衣料品などに加工されてきた。市によると、リサイクルの技術開発により全体の約16%がペットボトルの原料に再生されている。水平リサイクルが進むことで、原料の消費を削減できる。
市内では年間約二百二十トンのペットボトルが回収される。協定締結で、ほぼ全量がペットボトルの原料になるという。
市役所であった締結式で、サントリーホールディングスの藤原正明執行役員は「循環型社会の第一歩。啓発活動にも取り組みたい」とあいさつ。ジャパンテックの古沢栄一会長は「海洋のプラゴミを少なくすることにもつながる」と強調した。佐藤信市長は「他の自治体のモデルとなるよう、市民と協力しながら進めたい」と話した。
リサイクル率の向上にはキャップやラベルの取り外しや軽い洗浄が必要で、市は市民にも協力を求める。(小川直人)
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