仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
マイボイスコム(東京都千代田区)は、「ドッグフード・キャットフード」に関する調査を実施し、その結果を発表した。犬・猫に食べさせているものは「市販のペットフード:ドライ」が最も多い結果となった。
犬・猫のいずれかを飼っている人は2割弱だった。「犬のみ」は8.9%、「猫のみ」は7.8%で、「犬・猫の両方」は1.0%となった。
犬を飼っている人に、食べさせているものを尋ねたところ、「市販のペットフード:ドライ」(82.6%)が8割を占めた。「市販のペットフード:半生」「市販のペットフード:ウェット(缶詰)」が各2割強で、「市販のペットフード:おやつ、スナック」は女性40〜70代で高い結果となった。
猫を飼っている人でも、「市販のペットフード:ドライ」が95.4%で最多に。「市販のペットフード:ウェット(レトルト、プラスチックカップなど)」は38.3%、「市販のペットフード:ウェット(缶詰)」は29.8%だった。また、「市販のペットフード:おやつ、スナック」は女性30〜50代で高い傾向となった。
直近1年間でペットフードを購入した場所は「ホームセンター」が41.6%で、「オンラインショッピング」「スーパー」「ドラッグストア」がいずれも3割前後だった。2019年調査と比べて、「オンラインショッピング」が増加傾向となった。
ペットフード購入時に重視する点を尋ねると「対象年齢」「し好性」「成分」が各4割強、「安全性」が40.4%となった。猫を飼っている人では「し好性」がほかの層よりやや高い結果となった。
ペットフード選定時に参考にする情報源は、「商品パッケージの説明」「店頭の情報」「獣医師やブリーダーなど専門家の意見」が各20%台で上位にあがった。
犬や猫の食事やペットフードについて、悩み・困りごとなどがあった時の対処法は、「獣医師、動物病院に相談」(39.6%)が最も多かった。また、「情報サイトや口コミサイトなどで調べる」「家族や友人・知人に相談」は各20%台だった。「情報サイトや口コミサイトなどで調べる」は、女性30〜50代で高い傾向となった。
回答者からは、「夏場など食欲が落ちた時にも食べやすいメニューがもっと増えてほしい」(男性35歳)、「犬が高齢になって歯の数が少なくなり、硬いものが食べられなくなっている」(男性62歳)、「ペットフードで食中毒などがあった時、人間のように規制や保護してくれる法律がない」(女性39歳)などのコメントが寄せられた。
調査は8月1日〜5日にインターネット上で実施。MyVoiceのアンケートモニター1万44人が回答した。
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ペットフードに関する調査 食べさせているものは「ドライフード」が最多 - ITmedia ビジネスオンライン
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