ペットフード協会による全国犬猫飼育実態調査によると、2022年時点の日本における犬の飼育頭数はおよそ7053千頭、猫の飼育頭数は約8837千頭に及んでいる。
犬猫飼育数が高水準をキープしているなか、注目を浴びているのがペットテック市場だ。
ペット飼育者が便利に効率よくペットのお世話ができる商品やサービスの需要は高まっている。2023年には小売金額ベースで、50億3000万円の拡大が予測されており、ペットテック市場の今後の成長にも注目が集まる。(ペットテック市場に関する調査を実施(2019年) | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所 )
今回は、PETOKOTOが作成した「ペットテック業界カオスマップ2022年版」に掲載されているEufy by Ankerの『Dog Camera D605』を実際に使用。
本製品は、「留守中のペットの様子が心配」などの飼育者の悩みを解消してくれる製品である。筆者も犬を1匹飼っており、本製品を使ってみたところ、愛犬が普段留守番の時に意外な行動をしていたことに驚いた。
今回はそんな筆者の愛犬の留守中の様子も踏まえながら、本製品の魅力を紹介していく。
わずか10分ほどで完了 かんたんな初期設定
『Eufy Dog Camera D605』の高さは25センチ程度、色はホワイトでどのインテリアとも合わせやすいデザインになっている。
本製品を使用するにあたり、まず自身のスマートフォンに専用アプリ『Eufy Pet』をダウンロードすることが必須となる。アカウントを作成した後はアプリ内に表示される手順に従うだけで本体とのペアリングを完了することができる。
公式が発信しているわかりやすい設定方法の説明動画もあるので、こちらも参考にしていただきたい。(「Eufy Dog Camera D605」の設定方法)
『Eufy Pet』の便利な機能
『Eufy Dog Camera D605』本体と『Eufy Pet』アプリを連携することで、ペットの鳴き声や動作を本体が感知するとスマホに通知が来るようになっており、自動的にアプリ内にその様子を録画したものが保存される。
ただ、本製品には非常に高性能のカメラが搭載されており、ペットのほんの少しの動きも検知するため通知がたまりすぎてしまうことがある。
そんな時は「ペット(顔)」や「鳴き声」など、通知を限定し、検知してほしい動きだけを選択することもできる。
筆者のスマホにも通知が届いていたので『Eufy Pet』アプリを開いてみた。
留守中にペットが何をしているのかアプリを起動して確認しなくても、動作を感知すると一つにあたり15秒から2分以内にまとめられた録画を自動的に撮っておいてくれるのはうれしい機能である。自動的に録画してくれたもののなかでお気に入りの動画があれば、スマートフォン内に保存して何度も見返すことができるのもいいポイントだ。
もちろん出先でアプリを起動すればペットの様子をリアルタイムで確認することもでき、スクリーンショットにその瞬間を写真に収めることもできる。
留守中のペットの思いがけない行動は、本製品を利用しなければわからなかったことである。また、出先からも愛犬の家での行動を見守ることができるのはあらゆる事故やトラブルにいち早く気づけることに繋がり、安心だ。
もう一つの便利な機能は、愛犬に留守中も声をかけることができるという点だ。だが、我が家の犬に遠隔で声をかけたところ、家にいると勘違いし、探す素振りをしていた。そのため非常に便利な機能ではあったが、ペットの性格によってはあまり利用することが出来ないかもしれないと感じた。
本製品ではペットにおやつをあげることもできる。
画面上に表示される餌のマークをパチンコのように少し引っ張って指を話すと、本体からおやつが飛び出す仕組みになっている。おやつの発射口はAIカメラの少し下にある。
想像以上におやつが飛び出す速度が速いため、馴れるまでに練習が必要だが、ペットが退屈しないような「おやつ飛び出し機能」は長時間の留守をするときの飼い主の味方になる。
また、おやつを入れる容器は水洗い対応で衛生的にも安心だ。
コンセントへの接続が少し気になる?
これまで、『Eufy Dog Camera D605』を使用してみて便利だった点を紹介してきたが、少し気になった点についても紹介しておこう。
本製品はコンセントでつないでいる状態の時のみ作動するため、設置場所が限られるのだ。コンセントを接続した状態で家を留守する場合、ペットがコンセントの線を噛んでしまうかもしれないと不安に思う人も少なくないはずだ。
また、『Eufy Pet』アプリは本製品が作動しているときのみ、ペットの留守中の様子が収められた動画を見返すことができるため、アプリ内に保存された動画を定期的に視聴したい場合は、自身の写真フォルダーに都度保存をするか、本製品をコンセントに接続して起動させる必要がある。ペットの安全のためにも、今後、電池式や充電式のものがでることに期待したい。
また、常にペットに照準を合わせる高画質な自動追尾AIカメラが搭載されているが、検知できるのはカメラで捉えられている範囲内の動作のみとなっている。
具体的には、170°の広角カメラから愛犬の姿が見当たらない場合は、アプリ上に表示される矢印で遠隔操作し、水平方向に270°回転するカメラにて再度追尾する必要がある。そのため、本製品は愛犬の「お気に入りの場所」の近くに設置することをおすすめする。
愛するペットの成長記録に
留守中のペットの行動は予測できないからこそ見守ることのできるペットカメラは非常に便利だ。筆者が本製品の機能で最もお気に入りなのは、「ペットの記録」としてその日のペットの動画が自動作成されアプリ内に保存されるところだ。
日にちごとに留守中のペットの様子を見返すことができるので、成長記録にもなるうれしい機能だ。
ペットカメラとしての役割もそうだが、自宅の防犯グッズや小さな子供がいる家庭では見守りカメラとしても活躍するだろう。
本製品は他社製品に比べても高性能であり、ペットとの暮らしをより快適にしてくれる。ペットを飼っている人には是非購入をおすすめしたい。
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