Saturday, August 19, 2023

後を絶たない犬や猫の遺棄 ペットを飼う責任とは?|あなたの静岡新聞|深堀り情報まとめ〈知っとこ〉 - あなたの静岡新聞

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 大切な家族の一員として、犬や猫などのペットと楽しい日々を過ごしているご家庭も多いと思います。「飼い主の責任」を果たし最期まで共に歩む方々がほとんどですが、一方で一部の人たちが「途中で飼えなくなった」「繁殖で増えてしまった」という理由で、犬や猫を遺棄してしまう事件も後を絶ちません。「小さな命」ですが「大切な命」。沼津で起きた猫の遺棄事件をきっかけに、捨て犬・捨て猫、野良犬・野良猫の現状、保護活動に取り組む方々の思いを考えてみたいと思います。

「飼いきれなくなって」猫を遺棄 沼津の母娘を書類送検

 沼津市の住宅前に衰弱した複数の猫を遺棄したとして、沼津署は18日、市内の母親(65)と娘(41)を動物愛護法違反の疑いで静岡地検沼津支部に書類送致した。同署によると、親子はそれぞれ容疑を認め、娘は「猫が増えすぎてしまい、飼いきれなくなって捨てた」、母親は「(娘に)頼まれて一緒に捨てに行った」などと話しているという。

住宅前に衰弱した猫17匹 何者かが犬用ケージに入れ

 沼津市内の一般住宅前に、衰弱した猫17匹を何者かがケージに入れて投棄していたことが19日までに、関係者などへの取材で分かった。投棄された猫は県東部の団体が保護している。団体関係者は「飼えなくなる前に相談してほしい」と訴える。

ケージに入って投棄された猫=6月中旬、沼津市(提供写真)
ケージに入って投棄された猫=6月中旬、沼津市(提供写真)

犬殺処分1頭 猫101頭も過去最少 22年度の静岡県内 関係団体の努力が成果

 昨年度静岡県内で殺処分された犬の数は1頭、猫は101頭で、いずれも過去最少となったことが7日までに県への取材で分かった。動物を飼うことへの責任感の高まりや法整備などペットを取り巻く環境の改善、ボランティア団体の努力が成果につながっているとみられる。関係者は「殺処分ゼロを目指して活動を続けたい」と話す。

ボランティア団体で保護されている犬(ラディアンテ静岡提供)
ボランティア団体で保護されている犬(ラディアンテ静岡提供)

「目の前の猫の幸せ」 保護活動続ける浜松の男性の思い

 「元気なうちに、パートナーの茶トラに会わせてやりたい」。ケージの中に横たわる保護猫「翔平」に目をやりながら、浜松市東区で猫の保護活動を行う任意団体「浜松ねこシェルター」を運営する服部優二さん(60)はそうつぶやいた。翔平の顔の右半分は大きく腫れて血がにじみ、目のありかも分からない。

シェルターでくつろぐ保護猫たち。仲が良くけんかもない
シェルターでくつろぐ保護猫たち。仲が良くけんかもない

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August 19, 2023 at 08:16AM
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