無秩序にペットが増え、その負担で飼い主の生活が立ちゆかなくなる多頭飼育崩壊が、道内でも後を絶たない。札幌市が2023年度に保護した動物557匹のうち、多頭飼育の現場から引き取ったものが半数以上を占めた。保護施設は満杯の状態で、殺処分されてしまうペットもいる。専門家は多頭飼育崩壊の背景には飼い主の社会的孤立などがあると指摘するが、解決策を見いだすのは容易ではなさそうだ。
ニセコ町で４０匹の猫と暮らす男性（左）。パンク寸前の状態に陥っていることを相談できないでいる
■誰にも相談できず
後志管内ニセコ町で農業を営む50代の男性の自宅には、猫が40匹いる。男性は後悔の念を抱き続けていた。「早い段階で去勢手術を受けさせれば良かった。数十匹の猫を飼っていることを人にもなかなか相談できない」...
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May 20, 2024 at 11:31AM
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ペットの多頭飼育崩壊、北海道内で後絶たず 保護施設満杯、殺処分の例も＜デジタル発＞：北海道新聞デジタル - 北海道新聞
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