Friday, May 31, 2024

子どもが巣立った後に飼うペット<2>世話が楽な猫 やんちゃな種に注意 小動物は「遺族がもめない」 - 神戸新聞NEXT

 ペットショップがミドル世代やシニアの夫婦でにぎわっている。子どもが就職や結婚で巣立った後、にぎやかだった家の中が寂しくなり、新たな「家族」を探しに来る人が多いようだ。だが、一定の年齢以上で飼い始めると、後で困ったことになる動物も知っておきたい。(山岸洋介)

ペットショップで販売されている生後3カ月のミヌエット

 ■猫は室内飼育が基本

 動物評論家の三上昇さん(62)は猫も勧める。「犬と違って散歩させる手間がかからず、世話も楽です」

 ただし、やんちゃな種はカーペットやカーテン、壁紙をひっかいてしまい、手を焼くことは必至だ。ペルシャやラグドール、スコティッシュフォールドなどおとなしい種が飼いやすいという。

 最近は猫を外で生活させず、室内飼育するのが基本となっている。猫同士のけんかや交通事故、感染リスクから守ってやるためだ。去勢・避妊手術も必要となる。犬も猫も、年に10万~40万円の費用がかかる。決して安くない金額だ。

 ■遺族がもめない

 「毛のある動物」では、ウサギやハムスター、フェレットなどの小動物も人気だ。「鳴き声の心配も少なく、散歩も不要で飼いやすい。犬や猫のようななつき方はしないけど、エサがほしいと寄ってきて、かわいいですよ」

愛らしい表情のハムスター

 寿命はハムスターが2~3年、ウサギも長くて10年程度のため、最期まで飼ってやりやすい。「飼い主に万が一のことがあっても、引き取りを巡って遺族がもめにくいのもメリットですね」。ペットショップでは数千円~数万円で売られている。

 ■難点も

 ただ、気軽さを期待して飼い始めると、思わぬ難点もある。新鮮な水やエサがいるため、旅行や泊まりがけの用事などで家を空けられない。小動物に対応してくれない動物病院もあるという。

 哺乳類だけがペットではない。魚や鳥、爬虫(はちゅう)類、昆虫なども好まれるが、手を出す前に慎重な検討を要する動物もいる。

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May 29, 2024 at 08:00AM
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