かわいがっているイヌやネコなどペットの毛を使って新しいオブジェを作るワークショップが２２日、会津若松市のスペース・アルテマイスターで開かれた。
新しいオブジェは、ペットの毛をトリミングなどですき、抜けた毛をコロコロと転がして作る。中には球形のボールが入っている。せっけん水に浸しながらウールと混ぜ合わせ、手で転がしたり、球形の網に入れて振ったりしてフェルトボール形に仕上げる。
仏壇・仏具の製造などを手掛ける同市の保志と東京造形大の産学連携プロジェクトの中で学生からアイデアが生まれ、初めてワークショップを開いた。同社と同大は新しい祈りの形を研究しており、ペットに対する思いや記憶を現代生活の中に溶け込ませようとオブジェを制作した。ペットが死んだ際には「形見」のような存在にもなるため、同社はサービスの提案を考えている。
同日は保志の社員ら１０人が試験的なワークショップに臨んだ。同社と同大は意見交換を重ね、今後の展開を検討する。故人が愛用したセーターなどでも作ることができるという。
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February 24, 2020 at 07:05AM
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ペットの記憶を形に...毛で新しいオブジェ 保志と東京造形大が連携 - 福島民友
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