韓国環境部(省に相当)の趙明来(チョ・ミョンレ)長官が江原道華川郡の山川魚祭りについて「生命を担保にした人間中心の饗宴」と批判したことに対し、華川郡住民の反発が強まっている。趙長官は「個人的な意見」と明言したが、現地住民の間からは「長官が華川郡住民全員を野蛮人と考え飛び出た妄言」とし、直ちに謝罪するよう求めている。
趙長官は今月6日、ソウル市中区のプレスセンターで行われた記者懇談会で「華川山川魚祭りは望ましいものではないと思う」と述べ問題を指摘した。
江原道里洞長連合会のキム・フンギ事務処長(元江原華川里長連合会長)は9日、本紙との電話インタビューで「いくら個人的な考えだとしても、部処(省庁)のトップが、それも公の席で山川魚祭りを批判するのは、環境部全体の考えとみるしかない」「祭りが終わってから市民社会団体が合同で大規模抗議集会を行う予定だ」と述べた。
チェ・ムンスン江原華川郡守はこの日「動物保護団体などは祭りの期間、山川魚の無用な傷害や死を誘発する行為は動物保護法違反に当たると主張しているが、法理検討の結果、動物保護法違反の根拠にはならないことを確認した」と話した。
作家のイ・ウェス氏もこの日、自らのフェイスブックに「華川郡住民の生身の体に直接塩をかけるような無責任な発言」と批判した。また「鶏は自由な環境で幸せに飼育されているか? 豚は、牛は、馬は、羊は?」と反問し「動物保護団体や環境部長官に、砂利を焼いて食べる方法や砂を煮て食べる方法をちょっと教えてやってほしいと、訴えたい心情」とも書き込んだ。江原道の一部地域では適当な生計の手段がない地域も多いため「砂利を食べて生きるしかないのか」と問い掛けたのだ。
今月16日まで開催される山川魚祭りは、冬に開催される祭りの中で初めて「グローバル育成祭り」に指定されるなど、韓国政府が育成する祭りだ。昨年は過去最多となる184万人が来場し、1300億ウォン(約120億円)の経済効果をもたらすなど、地域経済の活性化に大きく貢献している。ところが今年は暖冬の影響で開幕が2回も延期され、さらに新型コロナウイルスにより観光客も大きく減少している。これに長官の祭り批判が冷や水を浴びせた形だ。
政界からも趙長官の発言に対する批判が出ている。洪川、鉄原、華川、楊口、麟蹄から国会議員選挙への出馬を目指すチャン・マンホ元江原道経済副知事は「趙長官は今回の発言に対して丁重かつ迅速に謝罪せよ」と訴えた。
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February 10, 2020 at 12:59PM
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