Sunday, February 9, 2020

インドネシア「神の島」に“籠城”する中国人観光客─そこから見える東南アジアの深い病巣(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

中国全土での症例が3万7000件を超え、感染が広がり続けている新型コロナウイルス。その不安は中国人観光客の渡航先でも広がっている──。インドネシア・バリ島もその一つで、今年も春節にあわせ、中国から多くの観光客が訪れた。

そんななか、インドネシア政府が武漢への路線の全面運休を決定すると、地元の中国領事館は2月6日、7日に武漢行きのチャーター便を手配したと発表。しかし、搭乗希望者はいないという。

この背景にあるものとは? 東南アジア情勢に詳しいジャーナリストの末永恵氏が現地より伝える。

「神の島」とも呼ばれる世界有数のリゾート地、インドネシアのバリ島。そこに、中国人観光客5000人以上が「帰りたくない」と“籠城”し、中国への帰国を拒否しているという。

「WHOの緊急事態宣言や、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、ライオン航空の中国運航禁止などの制限で、インドネシアへの中国人観光客の旅行のキャンセルが相次いでいる。1万人以上がバリ島などインドネシア旅行を中止した」(インドネシア旅行代理店協会のエリ―・フタバラ会長)というが、欧米メディアなどの報道によると上記のような状態で、“籠城”している多くが武漢や湖北省からの中国人観光客だという。

発端は、インドネシア政府が5日、中国発着の定期航空便の全面乗入禁止と中国人観光客、または中国を過去14日間で訪問履歴のある外国人対象に、入国制限に踏み切ったこと。

中国政府は、日本に滞在している武漢からの中国人観光客を帰還させるためのチャーター便を手配し、こちらは帰国の途にある。しかし、バリ島の中国総領事館が7日に武漢への帰還のチャーター便を発表しても、搭乗希望者がおらず、「帰国拒否」を貫いているという。

中国政府によると、「新型コロナウイルスの症状のある人は搭乗不可」「搭乗者は事前に検温を受ける」としているが、帰国するかどうかは中国政府の強制措置でなく、「中国人観光客の自主的決定に任せる」という。

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February 10, 2020 at 04:03AM
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