釣り上げた60センチのキツをカメラにかざすユーチューバー「まっつん」
インターネットの投稿サイト「ユーチューブ」には、各ジャンルの釣り動画があふれている。個人的な釣行記から、プロを起用した本格的な映像まで。技術やポイント情報が得られるのはもちろん、魚が釣れる様子をのんびりと眺めるだけでも楽しいものだ。
高知にも、動画を投稿する釣り師がいる。
その一人が「高知県の釣り師まっつん」こと松本康佑さん(30)=高知市仁井田。県西部や愛媛県南西部の磯でふかせ釣りをしながら撮影し、100本以上を投稿している。
この冬。大月町の柏島でまっつんの釣りを観察してみた。
釣り開始を宣言。常にカメラを意識している?
「ど~もボクです。いろいろありまして新聞社の取材ということで…」出発前の暗い車内で、少し眠そうな表情でカメラに向かう。笑顔をつくるわけでもなく、語りは淡々と。公開した動画では、画面下に「イケメンを取材したいってよ!」の字幕を入れた。
「とにかく“ゆるい”。たまにチクッと言う。変に調子者、というのが動画の特徴です」
強風が吹く磯に渡ると、すぐに釣り座の背後にカメラ1台を固定。そして自分の頭にも1台。視聴者は主に、この“まっつん目線”を楽しむことになる。
幸先良く中型のグレを釣り、潮が満ちて危険を感じて別の磯へ移動。試行錯誤の末、最後の一投で大物グレ! ではなく、外道のキツ(イスズミ)を仕留めた。
動画のタイトルは「新聞社の取材を受けながらロクマル(=60センチ)釣っちゃう男」。なんとこれが2万4千回も再生され、「いつも見させてもらってます」「やはり天才は見せ場も作るわ~」といったコメントが寄せられた。
釣行中、まっつんは断続的につぶやき続ける。潮流や風向きを解説し、釣れないとぼやき、釣り上げてはしたり顔で魚をカメラにかざす。魚をばらしてのけぞり、波に道具をさらわれて慌て…。
「普段は無口で、口べた。動画の中でキャラができて、しゃべれるようになったんです」
3年前、先輩ユーチューバーに誘われて投稿を開始。世の中には数百万人の視聴者を持ち億単位で稼ぐユーチューバーもいるが、まっつんは栄養士として介護施設に勤める趣味ユーチューバーだ。それでもチャンネル登録者数は7500人。「釣行のガソリン代ぐらい」の収入があるとか。
「僕の中で、釣りと動画はセット。釣り場で『見てます』なんて声を掛けられると、もううれしくて」
まっつんはきょうも、竿(さお)を片手にしゃべり続ける。(本紙・ハチ)
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March 05, 2020 at 06:37AM
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はっぴぃ魚ッチ ゆる系口べたユーチューバー 磯釣り動画の「まっつん」 - 高知新聞
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