東京・浅草にある海鮮料理店の名物は、マグロの赤身をどどっと盛りつける「生まぐろ丼」。
1杯730円の人気メニュー。
しかし...。
浅草 魚料理 遠州屋・安喰伸明代表取締役は、「30名以上お客さまは、8割程度キャンセルになっております。おそらく(売り上げ)半減ではないかと、それ以下かもしれません」と話した。
新型コロナウイルス感染拡大による飲み会自粛などを受け、来店客が激減。
経営に大打撃を受けているという。
浅草 魚料理 遠州屋・安喰伸明代表取締役は、「うまいこと対策してもらえればいいんですけれども、現在は非常に(新型コロナウイルスの)影響が出ております」と話した。
外食ニーズの落ち込みにより、仕入れ先の東京・豊洲市場でも悲鳴が。
大手仲卸・山治の山崎康弘社長は、「圧倒的に影響っていうのは売り上げ。売り上げがもうがた落ちですよ。本当にはっきり言って、ひどいところは50%減です」と話した。
国内の飲食店との取引だけでなく、台湾、香港、シンガポールなどへの輸出も減っているという。
これらの影響で、今、高級海産物の価格に異変が。
高級魚の代名詞、本マグロや普段はなかなか手が出ないウニ、さらに、キンメダイなどの魚が安くなっているという。
大手仲卸・山治の山崎康弘社長は、「圧倒的に高級魚っていわれている魚、キンキだとかウニとかね。あと本マグロなんかも売れないから安くなっちゃってる」と話した。
2月末の入札価格を見てみると、生のマグロ1kgで5,616円。
2019年の同じ時期に比べ、およそ3分の1の価格。
市場では、特に高級魚の売れ行きが悪く、価格は3割から4割安くなっているという。
実際、東京・築地場内の店で、高級魚のキンメダイの値段を聞いてみると...。
斉藤水産・斉藤又雄さんは、「キンメダイは、通常価格よりキロ単価半値」と話した。
1.6kgの丸々と太ったキンメダイ。
本来の相場では、1万4,000円近くするが、2日は8,200円で売られていた。
斉藤水産・斉藤又雄さんは、「通常は、9,800円で売れるウニです。高いと1万円超えちゃいます。それが7,800円。ものすごく今食べどきなんですよ。3割くらい安くしてます」と話した。
街の人は、「キンメダイ2匹で1,000円ちょっとで前は買えなかったが、最近買えたりするんで」と話した。
都内の鮮魚店では、ノドグロが1割から2割ほど安く並ぶなど、高級魚がお得に買える状況に。
2日、取材した海鮮料理店は、高級魚を呼び水になんとかこの逆風を乗り切りたい考え。
浅草 魚料理 遠州屋・安喰伸明代表取締役は、「非常にいいマグロも数量を多くして出したり、1~2割でもお客さまに還元して、お客さまに来ていただくことが何よりと思う」と話した。
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March 02, 2020 at 04:14PM
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“新型コロナ”余波で... マグロなど高級魚が安い? - www.fnn.jp
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