Saturday, May 2, 2020

(537)飼育がむずかしい魚 カガミダイ - 47NEWS

2020.5.2 10:00
カガミダイは背びれが長くて目立つ。顔もおもしろい

カガミダイは背びれが長くて目立つ。顔もおもしろい

 体が光を反射してかがやく。名前の通りだ! と思ったら、反射がうすくなって、黄色っぽくなったり、黒っぽくなったりする。茨城県大洗町(おおあらいまち)にあるアクアワールド茨城県大洗水族館にいるカガミダイ。
 「光の当たり具合によって、見え方がちがってきます」と水族館の江美敦子(えみ・あつこ)さん。
 江美さんによると、北海道から九州の海の深いところ、水深40~800メートルの砂底にいる魚だ。正面を向くと、平べったくて、ふつうの魚のイメージとはちがっている。「この形もおもしろいのに、飼育している水族館は少ないんです」
 少ない理由の一つは、とてもきずつきやすい魚だから。大洗のカガミダイは、茨城県日立市の海にしかけた定置網(ていちあみ)でとれたものだ。「定置網は魚があまりきずつかないので、カガミダイもいい状態で網にかかることがあるんです」
 飼育している水族館が少ない理由はもう一つ。えづけがむずかしい。神経質(しんけいしつ)で、初めは生きているえさしか食べない。だんだんならして、ふつうのえさを食べてもらう。
 よく見ると体に、黒っぽいはんてんがある。「これは幼魚のころにたくさんあって、大きくなるにつれてどんどん消えていくそうです」。ここでうまく長生きすれば、大人になっていく変化も見られるんだ。(文・写真、佐々木央)=2018年9月送信

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