Friday, May 8, 2020

急成長「インドネシア鉄道メーカー」の熱い現場(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

 日本の約5倍の国土面積に3億人弱の人口を有する東南アジアの大国、インドネシア。これまでに自動車、航空機の国産化を果たしており、今後、工業国としての発展性も秘めている。豊富な労働力を背景に、2045年には日本のGDPを抜き、世界4位になるとの予測もあるほどだ。

【写真複数】INKAの工場と、同社が製造した車両の数々

今回、筆者が向かった先は、ジャワ東部の田舎町マディウン。ここに、インドネシアの鉄道車両メーカー、PT.Industri Kereta Api(INKA)がある。同社については4月12日付記事(「インドネシア唯一の鉄道メーカー『INKA』の実力」)で取り上げているが、今回は工場を訪問し、近年の取り組みについて取材する機会を得たため、改めて紹介したい。

■輸出車両が埋め尽くす工場内

 マディウンは鉄道利用だとジャカルタから最速でも10時間。空路でもスラバヤに飛んでから車や鉄道に乗り換える必要があり、5時間は要する地だ。とはいえ、せっかくなのでINKAが2019年に製造したステンレス客車を充当するジャカルタ・ガンビル発の夜行急行「ムティアラスラタン」号に乗り込み、一路マディウンを目指した。

 筆者がINKAを訪問するのは2012年以来、7年ぶりだ。まず目を引いたのは、敷地入り口付近にそびえる4階建ての真新しい事務所棟である。以前訪れた際は車両メーカーというより鉄道の修理工場に入るようなイメージを抱いたが、この数年で本当に変わったという印象を受ける。

 担当者の案内で内部へと向かう。工場内のレイアウトは以前とほとんど変わらなかったが、驚いたのは工場稼働率の高さだ。客車なら1日当たり最大3両を落成できるといい、製造現場はバングラデシュ及びフィリピン向けの輸出車両、さらにジャカルタ首都圏のLRT Jabodebek車両で埋め尽くされている。

 バングラデシュ向けは250両の大規模受注で、広軌(軌間1676mm)タイプ、メーターゲージ(軌間1m)タイプの2種が製造されている。

【関連記事】

Let's block ads! (Why?)



"インドネシア" - Google ニュース
May 09, 2020 at 03:10AM
https://ift.tt/2YHHhzk

急成長「インドネシア鉄道メーカー」の熱い現場(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
"インドネシア" - Google ニュース
https://ift.tt/2sdqTZk
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment