2020年07月15日07時06分
豪雨で甚大な被害が出た熊本県南部では、道路が寸断され孤立状態となった八代市坂本町や球磨村などで、ペットが自宅に取り残されるケースが相次いだ。家族の一員であるペットを残して避難した飼い主らの中には、助けたい気持ちで危険な道を戻る被災者もいる。
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「孫がかわいがっとるけん、助けに行かんと」。球磨村に隣接する八代市坂本町川嶽地区に住む福山善喜さん(72)は12日、娘と共に飼い猫を救出するため、山肌が崩壊して土砂や水流があふれる球磨川沿いの国道を歩いて自宅に戻った。
福山さんによると、大雨特別警報が出た4日、同地区は建物の屋根まで濁流にのまれ、住民25人のうち大半が取り残された。高台にあった福山さん宅は奇跡的に助かり、土砂崩れなどの被害もなかったという。
先に住民20人が自衛隊のヘリコプターで救助されたが、福山さんは猫の世話のために残った。しばらく備蓄の食料でしのいだが、被害の長期化を懸念して10日に自力で避難。怖がる猫を運ぶのは難しく、餌を置いて家を出た。先に避難した娘を呼び、12日に再び籠を持って救出に向かった。
しかし、断続的な大雨で、国道は新たに崩落した場所もあった。並走する線路上などを歩き、自宅にたどり着くと、猫1匹は庭の畑に設置したネットに絡まってけがをしていた。もう1匹の行方は分からなかった。
下山してペットと同伴できる避難所に身を寄せた福山さんは「天気も道もこの先の状況は分からないが、もう一匹も生きとる自信はある。必ず見つけ出す」と話した。
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July 15, 2020 at 05:06AM
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残したペット「助けたい」 孤立集落へ、危険冒す被災者も―熊本豪雨 - 時事通信ニュース
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