ついに7月に突入し、ジメジメした梅雨と暑い夏の狭間で料理がいよいよ苦痛になってきた人も多いのでは。 ESSEでアンケートをとったところ、夏の料理の悩みで上位に上がってきたのが、「夏の揚げ物」問題。「揚げ物は家族も大好きでつくりたいけど、暑い夏につくるのは地獄!」という苦しい叫びが寄せられました。 鶏胸肉の竜田揚げ。油も最小限、フライパンで素早く完成 そこで、時短料理が得意な近藤幸子さんに、「揚げずに揚げ物が楽しめる」驚きのテクを教えてもらいました!
魔法のパン粉をかけるだけ。「チキンソテー」が「揚げないチキンカツ」に大変身するレシピ
「暑い夏はなんでも工程をカットしてOK」と近藤さん。 パン粉をまぶして揚げるのではなく、別で火入れしておいて、肉などにかけるだけという画期的なワザを発明しました。 「ニンニクやオイルなどを加えて炒めたパン粉は、保存容器で1週間冷蔵保存が可能です。つくりおきしておいて、焼いた肉にかけたり、卵焼きにかけたり、ソーセージにかけたり。ゴマの香ばしさとニンニクの風味でどんなものもおいしく変身する、”魔法のパン粉”なんです」
●なににかけてもおいしくて超便利!「魔法のパン粉」 【材料(つくりやすい分量)】 ・パン粉 大さじ6 ・ゴマ油 小さじ2 ・ニンニク(みじん切り) 1/2片 ・いりゴマ(白) 小さじ1 ・塩 小さじ1/4 【つくり方】 フライパンにすべての材料を入れ、全体をよく混ぜる。中火にかけ、全体に茶色くなるまでゆっくりと2~3分炒める。 [1人分39kcal]
●魔法のパン粉をつかった揚げないチキンカツ 【材料(4人分)】 ・鶏モモ肉 2枚(500g) ・塩 小さじ3/4 ・キュウリ(千切りにし、水にさらす) 1本 ・魔法のパン粉 適量 (1) 鶏肉は半分に切る。厚い部分と筋の多い部分に2cm間隔程度にキッチンバサミで深めに切り込みを入れる。塩をなじませてふたをして火にかける。 (2) フライパンに(1)を皮を下にして並べ、塩をふってなじませ、フタをして強火にかける。フライパンが熱くなったら強めの中火で5分ほど蒸し焼きにする。フタを取り、水分を飛ばしながら皮を香ばしく焼き上げる。裏返し、さらに3分ほど焼く。 (3) 器に(2)と水気をきったキュウリを盛りつけ、肉に魔法のパン粉をたっぷりかける。 [1人分272kcal] いかがでしたでしょうか。夏といえば揚げ物とビール。日の通りを気にしない。手順は大幅省略。面倒なあれこれをいっさいカットすれば、総菜に頼らず、夏も揚げ物が楽しめますよ。 ESSE8月号ではほかにも、暑い夏を乗りきるための超簡単で絶品レシピが多数紹介されています。ぜひそちらもチェック! <撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部> ●教えてくれた人 【近藤幸子さん】 料理研究家。栄養管理士。2児の母でもある。簡単レシピが人気で、料理教室「おいしい週末」を主催。近著に『味が決まる! レシピがいらない8分蒸し』(家の光協会刊)
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July 08, 2020 at 07:01PM
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チキンカツも揚げずに簡単。かけるだけ「魔法のパン粉」のつくり方(ESSE-online) - Yahoo!ニュース
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