新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛を余儀なくされ、ペットとの交わりが大きな安らぎになっている人も多いだろう。そんな中、大切に育てられたある金魚の劇的な変化がSNS上で大きな話題となっている。
ペットショップで出逢った1匹の金魚
米国カンザス州に住むレイシー・スコットさん(30歳)は、ある日ペットショップでタンクの底に横たわる黒い出目金を見つけた。腹部に病変がある10歳の金魚で、泳ぐことができず、飼い主がペットショップに返却したという。不憫に思ったレイシーさんは居ても立っても居られず、この金魚を購入して持ち帰った。 『Bored Panda』の取材でレイシーさんは「年を取った金魚は助かるかどうか、一か八かでした。ペットショップでただただ最期を無駄に過ごしている様子に耐えられませんでした」と語っている。 レイシーさんはまず、この金魚のための水槽を調達。治療に効果的な水槽用の塩を入れ、最期の日をできるだけ快適にしてあげようと毎日水を変えて様子を見た。 ところが金魚は弱まるどころか、食べたり泳いだりし、数週間で驚くほどの回復をみせた。レイシーさんはその力強さと見た目がまるでディズニー映画「ピノキオ」に登場する巨大クジラのように感じ、金魚を巨大クジラと同じ「モンストロ」と命名。より大きな水槽に移し、他の金魚とともに過ごさせることにした。 驚いたのは回復力ではない。全身真っ黒だったモンストロの身体は、下腹部から徐々に鮮やかな赤色へと変化し始めたのだ。今では身体のほぼ全てが赤くなり、より大きく成長した。 レイシーさんが美しく変貌を遂げたモンストロの様子を7月18日に、TikTokに投稿した。この動画は約600万回視聴され、160万件の「いいね!」が寄せられた。動画を見た人からは「なんという変身!同じ魚とは思えない」「鬱になっていた魚を助けた」「1匹の魚で泣けた」など2万5000件近くのコメントが殺到している。 現在は、水草に近寄って餌をねだったり、水中で宙返りしたりするモンストロ。後尾をしならせて水しぶきをあげることもあるが、レイシーさんの気を引こうとする仕草のため、レイシーさんの夫の前では水しぶきを見せたことがないという。モンストロとの仲が深まったレイシーさんは、世界で蔓延る新型コロナの状況を踏まえ「怖い世の中だが、モンストロの吉報は人々を笑顔にするのでは」と喜びを語っている。
身体の変色にはあらゆる要因が
実は金魚が変色することは珍しくない。変色は年齢、食事、光、水質や健康状態が起因となって起こる可能性があるようだ。生育環境は金魚にあらゆる影響を与えることが分かっており、『BBC』によると、河川へ放たれ体重が約2キロにまで成長した金魚の事例もあるという。また約10~15年の平均寿命でも、適切な飼育を行うと約30年生きる場合もあると『英国動物虐待防止協会(RSPCA)』が伝えている。 日ごろのケアを適切に行えば、より長い寿命で健康的に育てられる金魚。快適な環境や温かな心の支えによって豊かな日々が過ごせるのは、人間も魚も同じなのかもしれない。
滝水瞳
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July 30, 2020 at 03:03PM
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ペットショップで弱っていた黒い金魚、購入し大事に育てたら美しい赤色に!劇的な変化に話題沸騰(FINDERS) - Yahoo!ニュース
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