Friday, November 20, 2020

うんまか深海魚、食べないと損でしょ! 産学官プロジェクト、20店で料理提供 鹿児島・南さつま・薩摩川内の3市 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

メヒカリの刺し身を提供する「魚からうろこ」=17日、鹿児島市

メヒカリの刺し身を提供する「魚からうろこ」=17日、鹿児島市

 鹿児島を西の深海魚王国にしようと、産学官連携の取り組みが始動した。20日から、鹿児島、南さつま、薩摩川内各市の飲食店で鹿児島湾(錦江湾)など近海の水深200メートル以上で捕れる深海魚を提供する。魅力やおいしさを広く伝え、漁業者の所得向上にもつなげる狙いだ。

 鹿児島大学で15日にあった参加店向け試食会では、カゴシマニギスやマルヒウチダイなど市場にほとんど流通しない魚種が登場。プロジェクトの中心となる「かごしま深海魚研究会」を南さつま市、仲卸業者の田中水産と立ち上げた大富潤教授(57)は「錦江湾の魅力は深海底にある。鹿児島を、静岡に並ぶ深海魚王国にしよう」と呼び掛けた。

 錦江湾と同様に内湾でありながら水深200メートルを超える駿河湾が目の前に広がる静岡県沼津市では、オオメハタやトウジンなどがメニュー化され、観光資源にもなっているという。一方、鹿児島では網にかかっても大半が海上投棄される。垂水市で底引き網漁をする大瀬美幸さん(64)は「仕分けの手間を考えると出荷しても採算が合わない。興味を持つきっかけを提供してもらい、需要が高まれば」と期待する。

 参加する約20業者は店頭や店内に「うんまか深海魚ございます」と書かれたポスターを掲示。「深海魚研究所」を名乗り、消費者に魅力をPRする。

 鹿児島市の「魚(め)からうろこ」はこれまでもメヒカリやタカアシガニをメニューに取り入れてきた。安田雄亮代表(36)は「刺し身など新鮮な地元産ならではの料理を提供したい」と話す。これまで取り扱っていない魚も試食し、使い方を考えるという。

 問い合わせは田中水産=099(227)2789。

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November 20, 2020 at 02:00PM
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