【三重】犬や猫の飼い主にペットの防災を啓発するカレンダーを、三重大学(津市)のサークル「DOT」が完成させた。「災害への備えが必要なのは人間もペットも同じ」と訴え、カレンダーを通じてペットの防災を日常的に考えてもらうのが目的だ。
「ペットの命を守れるのはあなただけです」「自宅が安全なら、自宅で過ごす方が、人もペットも安心です」――。
カレンダーでは、2カ月ごとに「備蓄」「在宅避難」などの防災のテーマを設定し、チェックリストをテーマ別に用意した。家具を固定すること、避難所までの経路を知っておくこと、迷子札をペットの身につけること、備蓄品を用意すること……。こうした項目を犬や猫の写真とともに紹介している。2011年の東日本大震災や18年の西日本豪雨など過去の災害の事例も載せた。
「犬と猫が人と幸せに生きる」を目標に掲げ、昨年6月に「DOT」をつくった生物資源学部3年の浦野未来さん(22)と山下侑菜さん(21)が中心になって仕上げた。
11月30日には、完成したカレンダーのお披露目とペット防災を考えるワークショップをオンラインで開催。ペット防災に取り組む岐阜市のNPO法人「人と動物の共生センター」の奥田順之理事長(34)と三重県動物愛護推進センター(あすまいる)職員をゲストに招き、対談した。
奥田さんは「避難所だと普段と違う環境での生活になり、ペットにとってストレスがかかりやすい」として、「小さい頃からペットホテルなどに預ける練習をして、知らない場所での生活に慣れさせることが大切です」と話した。
奥田さんの愛犬もこの日登場。災害時などに犬や猫を持ち運ぶ「クレート」(犬猫舎)にペットを入れるトレーニング方法を実践した。奥田さんは「クレートを生活空間に置き、警戒感を持たせないことが大事です」と説明した。
浦野さんは「備えることで救える命がある。人とペットのための防災を考えるきっかけとしてカレンダーを使ってほしい」と話す。
「ペット防災カレンダー2021」は1万2千部用意。津市内の動物病院で無料で手に入る。また、NPO法人「人と動物の共生センター」は配布協力者を募集中。協力者は1冊あたり100円に寄付金を加えて買い取る形で、ホームページ(http://human-animal.jp/bousai-calendar)から申し込む。学生らには10冊まで無料で提供する。(大滝哲彰)
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December 13, 2020 at 08:30AM
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