Sunday, March 28, 2021

コロナ禍の春節、香港・台湾で「日本開運魚」が売上増に貢献 ―ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの日本産3魚種のブランディングを継続― | 2021年 - お知らせ - お知らせ・記者発表 - ジェトロ(日本貿易振興機構)

日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO/センター長:小林栄三/伊藤忠商事株式会社前会長・現名誉理事)は、コロナ渦のもと、香港・台湾で日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの消費拡大を目的とする大規模なプロモーションを、2021年も春節時期に展開しました。

香港では、パンデミックによる飲食店への営業規制から、外食市場全体の2020年の売上は前年同月比で15~40%減が1年以上続いており、また、台湾においては、外食市場全体において前年対比で20%程度減少する月もあるという厳しい環境でした。(※)

このように委縮しがちな社会情勢にあっても春節を祝う雰囲気は変わらず、縁起を重んじる春節の時期に魚を食べる習慣がある香港・台湾で、日本産ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイをそれぞれ“順風満帆" “立身出世" “長寿富貴"の幸運をもたらす「日本開運魚」としてのプロモーションを継続しました。

現地でのプロモーションについて、日本の輸出事業者からは「コロナ禍でありながらも、台湾の寿司チェーン店でのJFOODOによる期間限定キャンペーンが抜群にヒットして、ブリの売上が前年同月比約4倍に伸びました」という声も寄せられました。

JFOODOは、香港は2017年、台湾では2019年からホタテ、ブリ(ハマチ)、タイの日本産3魚種のブランディングを継続しておこなっています。
プロモーションにおいては、ホタテ、ブリ(ハマチ)、タイそれぞれに識別マーク(香港ではキャラクター、台湾ではアイコン)を開発し、店外の広告・広報から店頭まで、識別マークをプロモーション全体で一貫して掲出をしています。店外の広告・広報等を通じて、消費者に対し識別マークとともに「日本開運魚」への理解を深めさせ、そして、外食・小売の店頭で識別マークを再提示し想起・特定を促すことで、需要の刈り取りを図っています。今後も識別マークを活用しながら、香港・台湾でのプロモーションを積極的に展開して参ります。 

香港Webサイトに掲載をしている事業者のロゴ

香港Webサイトに掲載をしている事業者のロゴ

台湾Webサイトに掲載をしている事業者のロゴ

台湾Webサイトに掲載をしている事業者のロゴ

※Webサイト画像は2021年3月末時点のもの

香港理工大学ホテル・ツーリズムマネジメント部門卒業。オリジナリティに溢れた高いスキルで人気のKit Mak氏は、香港の有名な料理家、タレントシェフ、レシピ研究家、フードスタイリスト、グルメ評論家、グルメ映画監督として活動中。香港学術及び職業資格認定局の「業界スペシャリスト」に任命されています。大手メディアのコラムや番組、広告などで幅広く活躍し、3冊のレシピ本を出版しています。

「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」は、2017年4月1日付でジェトロに設置された日本産農林水産物・食品のブランディングのためにオールジャパンでの消費者向けプロモーションを担う組織です。
日本の農林水産物・食品の更なる輸出拡大のためには、海外での更なる需要創出が必要です。
JFOODOは、海外消費者向けのプロモーション強化を通じて需要を喚起し、日本の農林水産物・輸出拡大に貢献してまいります。

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March 29, 2021 at 09:25AM
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