東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市内湾地区の造り酒屋と魚問屋が、純米大吟醸酒を津波に耐えた土蔵の金庫で1年間貯蔵し、販売する共同プロジェクトを始める。来年春に商品を受け取るオーナー権の販売を14日に開始する。収益の一部は地区内の文化財保護活動に役立てていく。
来春受け取りオーナー権発売
プロジェクトを始めるのは、酒造会社「角星(かくぼし)」(気仙沼市魚町)と魚問屋「小野健商店」(同市南町)。宮城県産の酒米「蔵の華」を使って精米歩合44%で醸造する角星の「水鳥記 蔵」(720ミリリットル)120本を、小野健商店が所有する「小野健商店土蔵」内の金庫に1年間、光や振動をシャットアウトして貯蔵し、熟成させる。
角星店舗で販売するオーナー権は4200円。オリジナル手拭いや年2回の角星店舗・小野健商店土蔵見学会参加などの特典がある。
両社は約300メートルの至近距離にあり、どちらも100年以上にわたって港町の発展を支えてきた。震災では、国登録有形文化財の「角星店舗」と「小野健商店土蔵」が津波の直撃を受けた。「店舗」は1階部分がつぶれるなどしたが、柱や瓦などを極力再利用し、地盤をかさ上げした元の場所に2016年国内外からの支援により復元された。
「土蔵」も外壁などに大きな被害を受けたものの、内部に納められた耐火金庫は無事だった。支援により修復され私設の漁業資料館として使われている。
角星の斉藤嘉一郎社長(63)は「温度や湿度が安定した土蔵内の金庫は、日本酒にとって最高の寝心地。静かに寝かせることでうまくなる」と自信を見せる。幼なじみでもある小野健商店の小野寺健蔵社長(59)は「土蔵を使って街を活性化させる道が見つかりうれしい」と期待する。
内湾地区には震災被害からの復元・修復が終わっていない建物がまだ多く、収益の一部は文化財保護活動に取り組むNPO「気仙沼風待ち復興検討会」に寄付する。連絡先は角星0226(22)0007。
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