Friday, November 18, 2022

災害時のペット同行にキャリーバッグ発売 避難所では居住空間に - 毎日新聞

「キャリーバッグはアウトドアでもお使いいただけます」と話す、PFI事業部のプロジェクトディレクターの本坊健太朗さん=大阪市中央区南本町1で、2022年8月31日午後3時41分、長崎薫撮影 拡大
「キャリーバッグはアウトドアでもお使いいただけます」と話す、PFI事業部のプロジェクトディレクターの本坊健太朗さん=大阪市中央区南本町1で、2022年8月31日午後3時41分、長崎薫撮影

 繊維染色・加工の「朝日加工」(大阪市中央区)が、「ペット防災×アウトドア」をコンセプトにブランド「PFI」を立ち上げた。自社の持つ技術を活用し、災害時の避難などで安心してペットを入れて運べるキャリーバッグを発売した。

 同社は、主にかばん用のナイロンやコットン生地を中心にした染色、防水などのコーティング加工をしており、防炎仕様のテントや救命胴衣などの生地も扱ってきた。しかし2020年からの新型コロナウイルス禍で業績が悪化。新事業を模索していた際、「ペットを飼っている社員も多く、ペット向けの防災グッズに挑戦しよう」という声があがり、商品開発をスタートさせ、今年3月に正式にブランド化した。「PFI」は「Pet Friends Industry」の頭文字を取った。

 キャリーバッグは中型犬などのサイズに適した「レギュラー」(2万9800円)と、小型犬向けの「コンパクト」(2万8800円)の2タイプがあり、猫にも使える。外側は丈夫なナイロン糸を高密度で平織りした生地を使用、内側は制菌糸を使った生地に消臭加工を施すなど同社のノウハウを生かした。バッグは避難場所などでペットの居住空間となる「拡張ケージ」に変形する機能もある。

 ブランドのプロジェクトディレクター、本坊健太朗さん(30)は「災害時の避難は原則、飼い主との同行避難が推奨されている。普段はレジャーにも使えるので、それで慣れて、いざという時、ペットとともにスムーズに移動ができる」と話している。

 6月には水遊びに使えるフローティングベスト(1万2100円)も発売。背中に2本の浮き「アウトリガーフロート」を付け浮力を高め、更に首回りにも浮輪を付けることで頭が垂れることを防ぎ、呼吸がしやすいように工夫した。防災用具ではないが「初めての水遊びや老犬、ケガなどで水中理学療法(ハイドロセラピー)を受ける際の補助具としても使える」という。

 商品は、グループ会社「カンボウプラス」のオフィシャルショップ(https://shop.kanbo.co.jp/)で販売。問い合わせは、朝日加工PFI事業部(06・6271・2046)。【長崎薫】

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