仕掛けよりも、釣り方よりも、釣果を左右するもっとも重要な要素がエサ。当り前かもしれないけれども、エサを知ることは、釣果へ近付くための基本にして最重要課題なのです。 何気なく使っている「イガイ」もそんなエサのひとつ。食用として育てられたものはムール貝の名でも知られるほど美味ですが、なんと、チヌ（クロダイ）の大好物のひとつなんです！
イガイの特徴
イガイとは、多くの場合は地中海原産の標準和名「ムラサキイガイ」をさしています。船舶を介在して日本にやってきたいわゆる外来種です。 単体で使うことはもちろん、稚貝ダンゴと呼ばれる小さな貝のかたまりを使うこともあります。 そして、1990年代に見つかった、殻が緑色をしているのがミドリイガイというのもいます。 こちらはムラサキイガイが落ちた後の堤防につき、秋に高い実績がある定番のエサなんです。
こちらは一般的なイガイ
こちらがミドリイガイ
採取はイガイ取りで
イガイは釣り場で現地調達することができるんです！ 市販されている熊手状のイガイ取り器をタモの柄にセットして使用して、堤防際の貝をこそげ取るだけ！ ただし、イガイを採取すると、ポイントが荒れるケースもあり、釣り場によっては現場採取がNGの場合もあるので、その際は釣り場以外の場所で入手しましょう。 また乱獲はやめ、必要最小限にするべきです。
暑い季節は保管に注意
エサ箱の温度が上昇しすぎると、貝が口を開けてダウンしてしまうんです。 採取したイガイは海に浸けておき、こまめに継ぎ足すといいでしょう。
ルアマガ+編集部
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June 23, 2020 at 09:03AM
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ムール貝で意外な魚が釣れるかも!? イガイという釣り餌の魅力（ルアマガ＋） - Yahoo!ニュース
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