Monday, December 14, 2020

いばらきの冬のお魚特集/茨城県 - 茨城県

更新日:2020年12月11日

冬に脂が乗るいばらきの旬の魚をご紹介します!

  • あんこう(11月~3月)
  • 寒ヒラメ(12月~2月)
  • マサバ(11月~12月)
  • ワカサギ(7月~12月)

いばらきを代表する冬の味覚 あんこう

“西のふぐ・東のあんこうと並び称される「あんこう」は、いばらきを代表する冬の味覚です。
いばらきでは11月~3月があんこうのシーズン。県内各地であんこう料理が楽しめます。
見かけはギョッとするようなルックスのあんこうですが、その味は淡白でコラーゲンたっぷり。
身は脂肪が少なく、低カロリーなため、女性にもたいへん人気です。
あんこうは「食べられない所が無い」と言われるように、骨以外は全て食べることができる魚です。
「肝・胃・皮・ひれ・えら・卵巣・身」は、「あんこうの七つ道具」と呼ばれ、それぞれの風味や食感などを活かした料理に使用されます。
あんこう鍋は、これらの「七つ道具」すべてを一度に味わうことができ、それぞれの部位の食感の違いを楽しむことができる料理。
そのほかにも、生のあん肝を鍋で乾煎りして煮込む「どぶ汁」や、あんこうのから揚げ、湯引きした七つ道具を酢味噌でいただく「とも酢」など、あんこうの楽しみ方は無限大です!

あんこう鍋1

漁師飯がルーツ!「どぶ汁」とは?

どぶ汁は北茨城市の郷土料理で、そのルーツは漁師飯。
水が貴重な船の上であん肝をふんだんに使い、あんこうと野菜から出た水分と味噌だけで作りました。
シンプルで大変濃厚な料理です。

茨城の冬の風物詩!伝統の技・あんこうの吊るし切り

あんこうの吊るし切り1あんこうの吊るし切り2

あんこうは、体重の約8割が水分で、全身が軟らかく表面のぬめりが強いため、まな板の上に置いても安定せずに滑ってしまいます。
そのため考案されたのが、あんこうを吊るして、回転させながらさばく「吊るし切り」という解体法です。
大きな鉤(かぎ)に口をひっかけ、エラとヒレを外してから口の周りに切れ込みを入れて皮をはがした後、内臓や身を外していく「吊るし切り」の様子は、迫力満点です。

「大洗ホテル」あんこう吊るし切り

毎年恒例の吊し切りショーをロビーにて開催!今年はライブ配信も行います。

大洗ホテルあんこうの吊るし切り

大洗ホテルでは11月から旬を迎えるあんこうを3月31日まで楽しむことが出来ます!
11月1日から3月31日まであんこう鍋またはあんこうどぶ汁やあん肝、友酢などあんこう料理が楽しめるだけでなく、期間中はロビーにてあんこうの吊るし切りショーを行います!
料理長が説明をしながらあんこうを捌いていくショーは圧巻です。
今年は密集を避けるため、お部屋でも楽しめるように吊るし切りショーをライブで動画配信いたします。

【あんこう吊るし切りショー】
11月1日(日曜日)~3月31日(水曜日)
毎日開催17時30分~

大洗ホテル公式YouTubeチャンネルでもライブ配信
https://www.youtube.com/channel/UCt0HTzCk3msgwCcJSS_mCwg(外部サイトへリンク)

大洗ホテルあんこう鍋
あんこう鍋
大洗ホテルあんこうどぶ汁
あんこうどぶ汁
大洗ホテルあん肝
あん肝
大洗ホテル友酢
友酢(ともず)

大洗ホテル
住所:大洗町磯浜町6881
電話番号:029-267-2151
HP http://www.oarai-hotel.co.jp/(外部サイトへリンク)

アクセス:
【電車】大洗鹿島線「大洗駅」より車で約5分
【車】北関東自動車道「水戸大洗IC」より約10分

まるみつ旅館(北茨城市平潟港)

いばらきには「あんこう料理」の可能性を追求する拠点があります!

まるみつ旅館あん肝ラーメン
あん肝ラーメン
あんこうの新たな可能性を追求するため、あんこうのレシピ作りに取り組んでいるのが、北茨城市にある「あんこう研究所」です。
2015年のオープン以来、あんこうのから揚げ、あんこうメンチカツ、あんこうバーガー、あんこうラーメンと多彩なメニューを開発してきました。
さらに美味しさへの追求だけにとどまらず、あんこうのコラーゲンに着目し、美容と健康を考慮した商品の開発も手掛けています。
そして今年、スタッフ一丸となって試行錯誤し、新たに、「麺屋まるみつ」をオープンしました。
この「麺屋まるみつ」は、「まるみつ旅館」の宴会場を利用しています。
広いスペースを生かし、お客さん同士の距離を確保できます。
提供する商品は、「あんこう研究所」で開発された自慢のラーメン。
全国ご当地鍋フェスタ鍋1グランプリで優勝したあんこう鍋の味噌味のスープにあん肝が入ることで濃厚でクリーミーな味わいに仕上がっており、太麺とよく絡んで口いっぱいにあんこうの旨味が広がります。
「茨城県産品お取り寄せサイト」もしくは「自社通販サイト」にて、あん肝ラーメンのお取り寄せもできます。
【麺屋まるみつ】営業時間:11時~14時 定休日:月曜
●あん肝ラーメン 850円(税別)
●あんこうスペアリブ唐揚げ 350円(税別)
●どぶ汁ラーメン 1,800円(税別)など

あんこうの宿 まるみつ旅館
住所:北茨城市平潟町235
電話番号:029-346-0569
HP https://www.marumitsu-net.com/(外部サイトへリンク)

アクセス:
【電車】JR常磐線「大津港駅」より車で約5分
【車】常磐自動車道「北茨城IC」より約15分

珍しいあんこうグルメ

秀寿司の「鮟鱇押し寿司」

秀寿司鮟鱇押し寿司
1,600円(税別)
秀寿司オリジナルのあんこう押し寿司は食べやすさにこだわった他にはない一品。
木型にあん肝、身、水袋(胃)、皮、ご飯を詰めて型押し。
最後にアンコウだしを使った醤油ダレをかけて、上に柚子を載せていただきます!

秀寿司
住所:北茨城市磯原町本町131
電話番号:0293-42-0671
営業時間:11時~14時,16時~22時
定休日:火曜

アクセス:
【電車】JR常磐線「磯原駅」東口より徒歩3分
【車】常磐自動車道北茨城ICより約5分

山翠の「あんこうの柳焼き」

山翠あんこうの柳焼き
1,500円~(税別)

あんこうで一番美味しいとされているのが頬肉。
頭から全部を贅沢に焼いた「あんこうの柳焼き」は、山翠のオリジナルメニューです。
テーブルに運ばれたときの衝撃はここでしか体験できません!
もちろん味も抜群です!

山翠
住所:水戸市泉町2-2-40
電話番号:029-221-3617
営業時間:11時30分~14時(LO),17時~20時30分(LO)
定休日:火曜
HP https://www.sansui-mito.com/(外部サイトへリンク)

アクセス:
【電車】JR常磐線「水戸駅」北口より徒歩15分
【車】常磐自動車道水戸ICより約15分

都内でも本場のあんこう料理が楽しめます!

都内唯一!天然茨城あんこう専門店 八丁堀「鮟鱇篠げん」

鮟鱇篠げんあんこうどぶ汁
あんこうどぶ汁(コース料理・要予約)
6,000円~(税込)
鮟鱇篠げんあんこう吊るし切り
あんこう吊るし切り
鮟鱇篠げんあん肝
あん肝530円(税別)
あんこうの本場茨城県北茨城市で旅館を営む店主が、東京でも茨城の美味しいあんこう料理を楽しんで
もらいたいと八丁堀にあんこう料理専門店をオープンしました。
店主自らの目利きで競り落とした天然モノのあんこうを、丸一匹そのまま北茨城市から東京へ直送しています!
仕入れの状況によって、厨房であんこうの吊るし切りを見ることも可能です。
12月からはディナー時間に本格的な鮟鱇専門店としてあんこう尽くしのコース料理営業を始めます!
もちろん、ランチ時間に単品でどぶ汁を楽しむことも出来ます。【要予約】

鮟鱇篠げん
住所:東京都中央区八丁堀3ー9ー2
電話番号:03-6280-5991
営業時間:11時30分~14時、17時~22時
定休日:日曜日、祝日
HP https://shinogen.gorp.jp/(外部サイトへリンク)

アクセス:
【電車】
・地下鉄日比谷線八丁堀駅A3番出口徒歩3分
・都営浅草線宝町駅A8番出口徒歩3分

~12月からあんこう鍋始めます~「IBARAKIsense」

銀座にある茨城県アンテナショップのレストランにて、12月よりあんこう鍋(1,180円/人)をご提供しています!
寒さが本格化するこの季節に、心も体も温まる冬の味覚あんこうをぜひ、ご堪能ください。
※あんこうの入荷状況により、ご提供できない場合がございます。事前にお問合せください。

IBARAKI sense
住所:東京都中央区銀座1ー2ー1 紺屋ビル1階
電話番号:03-5524-0818
営業時間:
ショップ・カフェ 11時~19時
ダイニング 11時~14時(土日・祝日11時~17時)
※現在は短縮営業中のため詳細は店舗にお問合せください。
HP https://ibaraki-sense.com/(外部サイトへリンク)

アクセス:
【電車】
・JR有楽町駅京橋口徒歩約3分
・有楽町線銀座一丁目駅(3番出口)から徒歩約1分
・丸の内線銀座駅(C6番出口)から徒歩約4分

そのほかの茨城の代表的な地魚

脂しっかり、貫禄の美味。茨城県の魚ヒラメ

ヒラメ
出荷量の多い時期:12月~2月
水揚げの多い主な漁港:
平潟漁港・大津漁港・那珂湊漁港
茨城県のさかなとして選定されているヒラメ。
「寒びらめ」といわれるように、冬に向け、豊富な餌を食べて肉厚となり、脂質の量が最大になる冬(12月~2月)が旬です。
うま味の中心となるイノシン酸が豊富なため、淡白でありながらも濃厚な味わいで、刺身にも煮付けにもよく、春のタイと並ぶ高級魚です。
平成30年の茨城のヒラメの漁獲水揚げ量は年間344トン、全国の漁獲量ランキングは6位となっています。
黒潮と親潮がぶつかり合う茨城沿岸は、プランクトンが多く、小魚が集まります。
この豊かな漁場でとれるヒラメは“常磐ものじょうばんものと呼ばれ、食通の方々や市場の間で高い評価を受けています。
ヒラメとカレイはよく似ていますが、「左ヒラメの右カレイ」と言うように、腹側を手前にして口が左側にあるのがヒラメ、右にあるのがカレイと判別できます。
またヒラメはカレイに比べて口がかなり大きく、鋭い歯が並んでいるので、これも見分け方の一つです。

旨味あふれる、上質の青魚 マサバ

「青魚の王様」と呼ばれるほど栄養価が高いサバ。
中でも茨城産のマサバは分厚い身と肉質の良さ、豊かなうま味で、市場からの支持は絶大です。
一般的にマサバは1年を通して漁獲されますが、茨城沖では北海道沖や三陸沖で餌を食べ脂をたっぷりとため込み、南下してきた10月から3月下旬が漁期。
11月から12月にピークを迎えます。
漁獲直後から冷海水で一気に冷やし鮮度良く水揚げされたサバは、市場でサイズごとに仕分けられ、鮮魚やしめサバ、干物、缶詰などに加工されて市場流通します。
マサバ
出荷量の多い時期:
11月~12月
水揚げの多い主な漁港:波崎漁港、大津漁港

霞ヶ浦の恵み。上品で淡白な味わい ワカサギ

ワカサギ
出荷量の多い時期:7月~12月
水揚げの多い主な漁港:霞ヶ浦・北浦の各漁港
県のさかな(淡水種)にも選定されている、茨城県を代表する魚のひとつです。
県内の主な漁場は日本で2番目に大きな湖「霞ヶ浦・北浦」。
エサとなるプランクトンが豊富なため、型が大きく脂がのっているのが特長です。
漁が行われるのは7月下旬から12月いっぱいまでの約5か月間。
立冬から12月の冬期に漁獲されるわかさぎは、通称「寒曳き(かんびき)わかさぎ」と呼ばれ、一年魚のわかさぎが最も大きく成長し、旨味も増します。
通称「ナツワカ」と呼ばれる解禁直後の夏のわかさぎと並んで、根強い人気があります。
霞ヶ浦・北浦周辺の直売所等では、生のわかさぎはわかさぎ漁の期間中に、冷凍品又は佃煮などの加工品は周年購入することができます。

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