全国有数の水揚げ量を誇る境港市の境港で、この１年間に取った魚やカニを供養し、今後の豊漁を祈願する「魚供養」が行われました。
これは地元の水産団体が、秋の漁が本格化するこの時期に毎年行っていて、境港の岸壁には水産関係者などおよそ３０人が集まり、法要が行われました。
はじめに僧侶がお経を読み上げたあと参加者が焼香をして、この１年間に取った魚やカニなどの霊を慰めていました。
そして岸壁から体長５０センチほどのマダイ４匹を放流して、今後の豊漁を祈願しました。
境港水産振興協会によりますと、ことし９月末までの境港の漁獲量は、アジやブリなどの水揚げが少なかったことから、およそ７万６０００トンと、去年の同じ時期に比べて５.９パーセント減り、金額も新型コロナの影響で、飲食店向けの魚介類の取引価格が下がっていることから、１１７億円あまりとおよそ１０億円少なくなっています。
境港水産振興協会の岩田祐二会長は「ブリやベニズワイガニなど、冬の魚介類のシーズンを迎えるので、これからの漁獲に期待したい」と話していました。
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October 08, 2021 at 03:14PM
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境港で「魚供養」取った魚やカニを供養し今後の豊漁を祈願｜NHK 鳥取県のニュース - NHK NEWS WEB
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