Saturday, January 15, 2022

旬のナガラモ 県内出荷 氷見魚市場 海藻初競り - 中日新聞

競りにかけられたナガラモ=氷見魚市場で

競りにかけられたナガラモ=氷見魚市場で


 氷見市沖で海藻「ナガラモ」の漁が始まり、十五日、氷見魚市場で今季の初競りがあった。初日は漁業者二十人が上限の三十袋ずつを持ち込み、計三百キロ分が並んだ。市内を中心に県内に出荷された。

 ナガラモ漁は市内で三十人ほどが従事し、漁船で藻場に出てかぎのついた長い棒で刈り取る。氷見漁協は二〇一四年から五地区の漁業者に生育状況を確認して漁期を判断しており、今年の初競りは昨年より十日、一昨年より二日間早い。同市大境の柳瀬正信さんは「まだ昨年より少なめ。これから粘りも出てくる」と期待した。

 競りは二月十二日までを予定する。資源保護のため、漁は穂先のみ刈り取り、四分の三を海中に残す。出荷も一人五百グラム入り三十袋に制限されている。

 ナガラモはホンダワラ科の全長十メートル以上にもなる大形の海藻で、標準和名はアカモク。一、二月が旬で、酢の物やみそ汁の具で味わう。市内の民宿や飲食店では、湯通しして包丁で細かくたたくかミキサーで砕いて、粘りけを出し、ご飯にかけた「海とろめし」が提供される。 (小畑一成)

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