Monday, May 2, 2022

【堪能!鹿児島・大隅 上(グルメ編)】魚たっぷり 秘境めし/うま味濃厚 ソーセージ・ハム | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

「時海丼」を持つ片野坂時己さん=南大隅町佐多伊座敷の時海

「時海丼」を持つ片野坂時己さん=南大隅町佐多伊座敷の時海

 自然豊かな大隅半島は農畜産業や水産業が盛んで、丹精込めて生産された肉や黒潮の恩恵を受けた新鮮な魚が堪能できる。自然の絶景や花々の香り漂う癒やしスポットも随所にある。鹿屋市、南大隅町で休日を満喫できそうなお薦めの場所や味を紹介する。

■時海(南大隅町)

 大隅半島の南の端は日本列島本土の最南端。鹿児島市とフェリーでつながる垂水市から70キロ、車で1時間40分ほどかかるが、南大隅町の佐多岬は観光客、特にツーリングライダーを引き寄せる磁力がある。

 佐多岬にほど近い伊座敷地区の食事処(どころ)「時海(ときみ)」には、客の9割が注文するという人気メニュー「時海丼(1400円)」がある。アジやカンパチなど約10種類のネタはどれも大ぶりで、丼からあふれ出すワイルドな見た目にまず驚く。

 2013年に人気バラエティー番組で「全国からわざわざ客が集まる秘境めし」で1位に輝いたこともある。会員制交流サイト(SNS)や口コミで広がり、全国各地にファンがいる。

 05年に大阪や福岡で修業した片野坂時己(ときみ)さん(69)が夫婦で開店した。店名は長女の発案で、名前に海の字をあてた。4テーブル18席はいつも満席状態で要予約。

 片野坂さんは「佐多沖の定置網で朝取れた新鮮なネタを味わって」と話す。

【住所】南大隅町佐多伊座敷3931-2

【電話】0994(26)0663

【営業時間】正午~午後2時

【定休日】日曜、祝日。5月1~5日は休み。

■ふくどめ小牧場(鹿屋市)

 鹿屋市獅子目町の「ふくどめ小牧場」は、養豚から加工、販売までの全てを家族経営で手がける。英国原産の希少種「サドルバック」と白豚を掛け合わせたオリジナル種「幸福豚」で作られるソーセージやハムは「臭みがなくうま味が強い」と県内外に根強いリピーターを獲得している。

 長男の福留俊明さん(43)が飼育、次男洋一さん(41)が加工し、長女の智子さん(39)が販売や広報などを担う。技術や知識は、それぞれ海外留学で身に付けた。父親の広明さん(73)が50年ほど前に始めた養豚業を今の体制にして今年で10年目。広明さんは「コストや労力を惜しまず育てた豚を消費者の口に届くまで手がけたいという一心だった」と振り返る。

 直売店の近くに養豚場があるが、臭いはほとんど感じない。「豚の腸内環境をいい状態で保っているから」と俊明さん。飼料は納豆菌や海藻粉末を独自配合し、飲み水は地下からくみ上げるという徹底ぶりだ。

 店内に並ぶ色彩豊かなハムやソーセージに目を奪われる。人気商品は幸福豚のハンバーグ(1個648円)。GW期間中限定で、ホットドッグとサンドイッチ(各500円)をテイクアウトで販売する。智子さんは「脂身の上品な甘みを味わって」。

【住所】鹿屋市獅子目町81-1

【電話】0994(48)2324

【営業時間】午前9時半~午後5時

【定休日】月曜、火曜。※GW期間中の7日までは毎日営業する。

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