県漁業士会輪島支所に今年から加わった新人の漁師ら９人は７日夕、能登町の金大能登海洋水産センターを訪れ、松原創（はじめ）センター長（教授）から最新の養殖技術を学び、輪島市で水揚げされる魚のブランド化へヒントを探った。
参加者はセンター内を見学し、養殖しているトラフグやヒラメの稚魚の様子を確かめた。
松原センター長は、自身が開発した炭酸水を使って魚に麻酔をかける方法を実演した。従来使われてきた鎮静剤と異なり、低コストで手軽に魚をおとなしくできる方法で、漁師からは「生け締めの際に魚が暴れるのを防げそうだ」との声が聞かれた。
輪島支所の沖崎竜太会長は「新鮮でおいしい魚を届けるため、活用できる技術は取り入れたい」と前向きな姿勢を見せた。
北國新聞社
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July 08, 2020 at 11:06PM
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